脂漏性角化症がお腹にできました。
病院で診断を受けた後、自分で取れないか考えていましたが、その後、脂漏性角化症のかさぶた部分が自然に取れました。
自分で取らなくてもかさぶた部分がとれた体験の詳細をお知らせします。
脂漏性角化症ができた
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おなかにできものができたのに気が付いたのは、1カ月くらい前です。
正確にはもっと前からあったのですが、その後大きくなったのに気が付かなかったのです。
皮膚がんとの鑑別のために念のため病院に行くこととなりました。
そこで、脂漏性角化症との診断を受けました。
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脂漏性角化症のできた場所はお腹
脂漏性角化症ができた場所はお腹です。
というのは、猛暑の夏の間はお風呂をシャワーにしていたため、ほとんど湯船につからなかったので、下腹部の方には視線が向きませんでした。
ちょっとお腹が出てきていたせいもあって、おへその下から恥骨の上の範囲が見えにくかったのも放置の原因です。
脂漏性角化症はいつできた?
たぶん、小さいときに気が付いていたので、1年くらいかそれ以上前からあったと思います。
小さい時にはあまり気にしませんでしたので、大きくなったのと入浴が湯船につかるように変わったので気が付いたのです。
脂漏性角化症とは
事前に「脂漏性角化症」について調べたら下のような記載がありました。
脂漏性角化症は、主に皮膚の表面に発生する一般的な皮膚疾患の一つです。別名「脂漏性皮膚炎」や「脂漏性湿疹」とも呼ばれます。この症状は、皮膚の脂漏腺からの油分(皮脂)が異常に増加し、それが角質層に蓄積することによって引き起こされます。
脂漏性角化症は、皮膚に黄色や茶色の鱗屑(うろこ状の皮膚)が現れることで特徴づけられます。これが頭皮や顔、耳、胸、背中などに見られることがあります。
原因:
脂漏性角化症の具体的な原因は不明ですが、遺伝的な要因、皮脂の過剰な生産、炎症反応、酵母感染(特にマラセジアと呼ばれる酵母が関与することがある)、ストレス、免疫機能の異常などが関与している可能性があります。
症状の進行:
脂漏性角化症は慢性的な状態であり、症状が時折悪化することがあります。
かゆみや炎症も伴うことがあります。
治療:
脂漏性角化症は一般的には良性の症状であり、治療が必要な場合でも症状の軽減が主な目的です。
医師によっては、適切な保湿剤や抗真菌薬、ステロイド剤、ビタミンD誘導体などが処方されることがあります。
また、適切なスキンケアや清潔な環境の維持も重要です。
私の脂漏性角化症の症状
大きさは1.5センチくらいなので、脂漏性角化症としては、やや大きく、目立つ方と言えると思います。
形は楕円形、形状はかさぶたのように盛り上がっていて、表面はでこぼこ、ざらざらしていました。
色は黒っぽい茶褐色と言えると思います。
脂漏性角化症のかゆみや痛みは?
できものとその周辺には、痛みやかゆみといったものはありませんでした。
また、できものの表面は乾燥しており、湿った感じはありませんでした。
他にも脂漏性角化症があった?
お風呂に入った際には、あまり強くはこすりませんでしたが、普通に洗うことができました。
なお、お腹には他にもホクロ状の小さい点々がたくさん見られました。
これらは、あとになってわかりましたが、脂漏性角化症の小さいものでした。
それらは大きさは5mm以下と小さく、盛り上がりがみられなかったのであまり心配しませんでしたが、メインの下腹部のできものは一つだけ大きく、見た目も悪く気になったので病院に行くことにしたのです。
脂漏性角化症が診断できる科は
脂漏性角化症の診断ができる診療科は皮膚科です。
病院ではお腹を見せて即座に「脂漏性角化症」と診断がつきました。
先生はスコープを手に持ってはいましたが、それを使うことはなく、目視で診断がつきました。
皮膚がんとの区別は思ったより難しいものではありませんでした。
脂漏性角化症をとる方法
先生の説明では、大きさが大きいので、脂漏性角化症の部分を取るには、手術になるということでした。
液体窒素では焼けない
私は目の脇に小さい脂漏性角化症ができたことがあり、それは液体窒素でその場で焼いてもらいました。
この施術は通院2回で、予約などは必要がなくすぐにできましたが、手術の場合は予約が必要となりそうでした。
脂漏性角化症を手術でとる費用
費用についてはききませんでしたが、私は一度耳の後ろの粉瘤の切開の手術を受けたことがあり、1万5千円位かかったので、費用はそれ以上になると思われました。
また切開のあとは、おそらくお風呂は当日は入れないと思われますし、粉瘤の場合には、糸を抜くための通院も必要でした。
手術も面倒だなと思ったのですが、おなかに1.5センチのかさぶたがついている状態なので、見た目が悪いですし、自分でもやや気持ちが悪いのでどうしようかなと考えました。
ただ、手術なら逆にいつでも取れるだろうと思ったので、忙しさにかまけてそのままになっていました。
脂漏性角化症が取れた
しかし、この脂漏性角化症のかさぶたはある日突然、通日かけて、結果的に自分で取ることができました。
どのようになったのかをお知らせします
かさぶたに変化が
ある日お風呂に入っていたら、なんとなくかさぶたの周囲がはがれていることがに気が付きました。
ちょっと持ち上げて見たものの無理にはがしていいのかわからなかったので、そのままにしました。
すると数日後にかさぶたの周囲がなんとなくもっとはがれそうな感じになりました。
指でゆすって見たら、小さなかけらが取れました。その日はそのまま放置しました。
かさぶた部分が自然に取れた
また次の日に、かさぶたに触って見たら、もう少し小さなかけらが取れました。
かさぶたを持ち上げようとしても痛くはなかったので、少しずついじっていたら、大きなかけらが取れたので、指でこすっていたら盛り上がったかさぶたの部分が全部取れました。
後は、平らになった皮膚に、薄い茶色のシミ状の皮膚表面が残っただけとなりました。
シミ部分の大きさは同じ1.5センチはあると思いますが、かさぶたがなく平らになったので、ずっと気分がよくなったのです。
そして、このくらいなら手術で取らなくてもよかったと思えたので、慌てて手術で取るように依頼しなくてよかったなと思ったのです。
脂漏性角化症のまとめ
おそらく病院で手術で脂漏性角化症を取るという場合には、かさぶただけを取るのではなくて、薄茶色の皮膚の部分も合わせて切って取るという意味なのではないかと思います。
なので、厳密には、「脂漏性角化症を取る」ことと、「脂漏性角化症のかさぶた部分を取る」ことには違いがあると思われます。
しかし、かさぶただけなら、私のように自然に取れるということが十分にあります。
薄い茶色のシミ部分は消えませんし、おそらくそのまま残ると思われます。
ただし、お腹には他にもたくさん脂漏性角化症のシミがみられるため、他のシミ部分が大きくなる可能性もあり、なので、一つだけ手術をしても他が大きくなるかもしれません。
ただし、かさぶた部分が取れたというのは、お風呂で洗う時にももちろんですが、見た目もずっとよくなり、気分もずっと良くなったので、取れてよかったなと思います。
他の方が同じような経過になるかどうかはわかりませんが、かさぶただけなら自然に取れるということをお伝えしておきたいと思います。