こんにちは。なな子です。
まだまだ寒いですね。友人が子どもに鼻水が出ているので花粉症ではないかというのですが、まだ3歳なのに、子どもの花粉症ってあるのでしょうか?
一緒に調べてみたら、最近は3歳以下の幼児でも花粉症があることがわかりました。
子どもの花粉症の症状と見分け方、注意点や対処法を記します。
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子供でも花粉症になる?
私たち親の世代だと小学生で花粉症というのは、あまり聞きませんでしたね。
私がなったのも高校生くらいだったと思います。
しかし今では花粉症は低年齢化しているとみられ、3歳前でもなる子供もいるそうです。
花粉症になりやすい子供は?
両親のどちらかが花粉症というケースが多いようです。もっともその場合は、お母さんが早く気が付くかもしれません。
わかりにくいのは両親が花粉症でなくて、子供だけが花粉症という場合です。
もし、くしゃみや鼻水が長く続いて様子が違うなと思ったら、もしかしたら花粉症かも? と疑ってみてくださいね。
子供の花粉症の症状のチェックポイント
症状があっても、単なる風邪なのか、他の不調なのかが、はっきりしないことも多いですが、次のようなことで見当をつけられます。
・くしゃみや鼻水、咳などが2週間以上続く
・目や鼻をかゆがったりこすったりしている
・鼻水の色が透明で、水っぽくさらさらしている
・鼻水の量が圧倒的に多い
目や鼻にかゆみがあったら花粉症
花粉症と風邪の大きな違いは、目や鼻にかゆみが起こること。
お子さんが、目や鼻をかゆがったり、自分でこすっているときは、花粉症の疑いが大きいです。風邪ならかゆみはありません。
また口の粘膜にもかゆみがあって、唇などをこすっていることも多いです。
小さい子供だと自分で訴えられないことも多いので、気をつけてあげてくださいね。
花粉症特有の鼻水の質と量に注意
それから鼻水の色が透明で、水っぽくさらさらしています。
風邪の時のような粘度が少なく、そして回数や量が圧倒的に多いです。
たぶん、鼻の症状は、お母さんもすぐにわかると思います。
子供の花粉症の原因は?
両親に体質が似ているという他に、欧米化した食生活や、気密性の高い住宅構造の通気性の悪さなども関係していると言われます。
大人の花粉症と同じで、原因は「アレルギー」という以上にはよくわかっていませんし、特効薬や、対症療法以外、今のところは治療法もなさそうです。
花粉症は予防はできても実際には難しい
アレルギーは花粉がある程度以上、体に入ってしまうと起こりやすくなります。
なので、花粉のないところには花粉症はなく、花粉を入れないことで、予防はできます。
体に入れないような予防が肝心、とはいっても、まだならないうちから、完全なシャットアウトは難しいです。
ただ、花粉症になってからも、多量の花粉に接し続けると重症化するので、なってからも、花粉を体に入れないよう注意する必要もあります。
子どもが花粉症の場合の生活上の注意点
花粉症とわかったら重症化させないこと。睡眠や、食事など、生活環境を整えることも大事ですが、一番大事なのは、花粉をなるべく取り入れないこと。
飛散の多い日は外遊びは避けて、外に出る時にはマスクをさせてあげてくださいね。
子どもが目をこすらないように気をつける
花粉症の目のかゆみは鼻水にまして、つらい症状です。
小さい子供でいちばん困るのは目をかゆがってこすってしまうこと!
目を傷つけてしまうので、なるべくこすらせないように。それから、あらかじめ手を清潔にしておくことも大切です。
どうしてもこすってしまう場合は、一時的なものですが、目を洗ってあげるなどして、対策してみてください。
花粉症の目のかゆみに目薬はダメ?
花粉症の目のかゆみはつらいものですね。
ついつい目薬を差してしまいたくなりますが、通常の目薬はたくさん使うのには向いていません。
通常の利用回数にとどめましょう。
花粉症のかゆみは目を洗うとよい
そういう時は目を洗うとすっきりします。
ただし、洗眼には水では痛いので、水ではなくて、「人口涙液」というものがあります。
洗うことで涙目もスッキリしますし、目に入った花粉も点眼しながら、洗い流せます。
洗い流した後は、ゴーグルなどで花粉の侵入を防ぐと効果的です。
点眼タイプ 花粉症にも
目を洗う時は、真水ではなくて、人口涙液というものがあります。
目薬のように点眼しますが、多めに垂らすようにして、洗い流すように使います。
アイカップ-目を洗う時にあると便利
もっとしっかり目を洗いたい時には、専用のアイカップというものがあります。
人口涙液を少量入れて、目にぴったり当てて、目をパチパチして洗います。
目を洗うのは気持ちが良いものですが、あまり頻繁に使うのはよくありません。
症状のひどい時にだけ、回数を少なくして使うのが快適に過ごせるコツのようです。
子供用の花粉症の市販薬
市販薬に、子供用のアレグラというものがあります。これは病院の処方薬と同じものです。
一般に効き目の強い薬には、作用が強いこともあるので、子供や高齢者には要注意です。
第二世代の抗ヒスタミン薬(ヒスタミンH1受容体拮抗薬)で、第一世代に比べて副作用が少なく、そのあとに出たものと違って、身体にも穏やかなので、高齢者に処方するという先生もいます。
一度は病院で診断を受けることをおすすめしますが、あとで必要な際は市販薬もありますので、その際は最寄りの薬局でお買い求めくださいね。