雀のひな鳥が巣から落ちていたらどうする?拾っても育てるのは難しい

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雀のひな鳥が巣から落ちていたらどうする?拾っても育てるのは難しい

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雀のヒナを庭で見つけました。巣から落ちてしまった様子ですが、このような時は拾った方がいいのでしょうか。

そもそも、ヒナを拾ったとして、雀のヒナは、家で育てられるものなのでしょうか?

巣から落ちた雀のヒナをどうするのがベストかの疑問を解決します。

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雀のヒナが生まれる5月

皆さんは雀のヒナを見たことがありますか。

高いところの巣に、ヒナの声がするなあ、と思うことはあるかもしれませんが、実際に姿を見ることはめったにありません。

それはそう、まだよく飛べないヒナは巣の中に隠れていて育つんですね。

 

雀のヒナを見つける!

ところが、昨日裏庭にゴミ出しに行ったら、そこに雀のヒナの姿が!

しかも3匹も見つけました。

私が近づこうとすると、大急ぎで隠れてしまいました。

家と物置の間に挟まってしまっています。

あれれかわいそう。これはどうしたらいいのかな。

雀のヒナを巣に戻す

ネットで調べたら、一番いいのは、雀のヒナが落ちているのを見つけたら、巣に戻してあげることだそうです。

巣はどこかと思ったら、あまりにも高いところに。

どうやら、2階と1階の間、左側の屋根の所にあるのが巣のようです。

これでは、とてもではない、はしごをかけても戻せそうにありません。

ヒナではなくて、私が落ちてしまいそうです。

雀のヒナを箱に保護

とりあえず、うちは、猫の通り道なので、雛を置いてはおけず、箱に入れました。

箱を取りに行っている間に、3匹のうちの1匹はどこかに行ってしまったようです。

雀のヒナを木にとまらせてみたが

ネットで調べたら、木にとまらせてもいいとあったので、止まらせてはみたんですが・・・

もっとも、かなり枝や葉のある木でないと、だめですね。

棒だけの枝だと、かえって他の鳥に狙われてしまいます。

結局元の場所にそっと戻しておくことにしました。

雀のヒナは拾わない

すっかり慌ててしまいましたが、後でネットでよく調べてみると、雀のヒナは落ちているのを見つけても拾わないのが良いのだそうです。

その理由は、まず、スズメは野鳥なので、捕獲や飼育をしてはいけない、そう法律で定められています。

そしてもっと大切なのは、巣から落ちたヒナも、親鳥が見守っているという点です。

巣から落ちたヒナは大声で鳴いており、親鳥はそれを聞きつけて、ヒナを見ています。

その場所に餌を運んできたり、外敵から守ったりしながら、世話をして、ひな鳥が飛べるようになれば、そのまま巣立ちをするということなのです。

なので、ひな鳥を連れて行ってしまうと、親に会えなくなってしまいますね。

雀のひな鳥を人が育てられる?

こちらもいろいろ調べたら、できなくはないようですが、知識と経験がないと無理そうです。

まずは保温が必要であること、そして、餌はすり餌を与えた後に、できれば昆虫を与えるのが良いそうです。

餌の獲得も難しい上に、それを「10分に1回程度」 行わないと、ひな鳥は大きくなれないとのことですので、普通にはまずできませんね。

雀のヒナを帰しても匂いがつかない?

これも大阪府のページが答えていますが、

「多くの鳥は嗅覚があまり発達していないため、人間のニオイがついても問題ありません。」

とのことです。

巣を作ってあげればベスト

できれば、ひな鳥の巣を作ってあげるのがベストだそうです。

本物のわらくずのような巣は無理でも、簡単な容器などで”鳥の巣”を作ってあげるわけですが、これも見えるところであればカラスなどに狙われてしまいます。

巣の材質はともかく、安全な高いところに設置するという方が、難しいです。それができるくらいなら、巣に戻してあげられます。

親鳥から学ぶこともある

また、ひな鳥は、巣立ちをしながら親鳥から、餌の取り方など、様々なことを習いながら大きくなるのだそうです。

なので、単に成長して大きくなったからといって、それで十分ではないのですね。

結局、自然に戻したときに、一人では生きていけなくなってしまう。餌だけをあげればいいのではないということでした。

落ちたヒナは雀の親に任せる

それらを合わせて考えてみると、やはり、落ちたヒナは親鳥に任せた方がよさそうです。

ネットでは、実際にヒナを拾って育てたという方もおられるのですが、文鳥のヒナなどを育てたという方でないと難しそうです。

ちなみに、以前は、手乗り文鳥、手乗りインコという、鳥の飼い方があって、その際は、ひな鳥の時親から離して、人が餌付けをしてあげながら育てます。

そうすると、餌をくれる人のことを親だと思って怖がらないで育つのですね。

ただし、それは、飼育してもよい種類の鳥に限ります。雀は基本的に「野鳥」ということになるので、むやみに人が取ってしまってはいけないようですね。

それにしても、ひな鳥の様子は、かわいかったなあ。

親鳥が見つけて育ててくれるといいのですが。




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