ホームベーカリーにフランスパンのカンパーニュのレシピがあったので、焼いてみました。
リスドォルではなくて強力粉を使うというもの。材料を入れて焼くだけなので簡単です。
ホームベーカリーで作る、フランスパンがどんなお味だったかお知らせしますね。
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ホームベーカリーにフランスパンコース
私が使用しているのは、パナソニックSD-MT3というホームベーカリーです。
どうしてこれを買ったのかというと、まずは安かったから。
26000円台だったと思います。
これでも今までのと比べると、驚くくらい”高性能”なので、十分満足しています。
それから、色が茶色なのも、すごく気に入っています。
長年使っても白よりいいかなあと思いますし、私の作りたいのはドイツパンなので、イメージとしては茶色です。
このホームベーカリーおすすめレシピ
全粒粉のパン・ド・ミ パナソニックのホームベーカリーのレシピ
天然酵母コースが使えるホームベーカリー
もっともHBを選ぶ際のポイントとして一つ重視したのことがあって、それは天然酵母コースが使えること。
今は忙しいのでまだ未挑戦ですが、あとで使ってみたいです。
ハード系のパンレシピ本のおすすめ
これには、高橋雅子さんの本があって、天然酵母パンを作るんではなくて、天然酵母コースの微量イーストのパンの本が出ています。
私は高橋さんの本で、はじめてハード系のパンというのを作って、すごくおいしいなと思ったので、このパンは後で絶対作りたいのです。
その本はこちら。
高橋さんの入門書はこちら。
それと、最近見つけた、冷凍生地の本。
もちろん、今のホームベーカリーのレシピで焼くだけでも十分です。
ホームベーカリーでフランスパン
今回焼いてみたのは、フランスパンのレシピ。
これは、材料を入れるだけで出来上がるので、全然楽ちんです。
バゲットは、上の高橋さんのレシピでも試したんですが、やはりうまく焼けなかったんですよね。
あるいはオーブンを買い替えないとダメかなあ・・・
なので、フランスパンは、買ったほうがおいしい上に、今は白いパンは好みでないので、家では焼かないことにしているんですが、今回は別。
というのは、これは、フランスパンと言っても、全粒粉の入るカンパーニュなんですね。
色が茶色なのがわかるかな。
フランスパンは焼きあがりは、とても良いにおいがして、パンのてっぺんが、パチパチっていう音、いわゆる”天使のささやき”が聞こえてくるような、そんな焼き上がりでした。
お味はというと、これは、レシピが強力粉が200g、全粒粉が50gなんですね。
なので、食感が若干違うんです。
普通のフランスパンよりも、もっともちもちした感じになっていますね。
リスドォルで試してみても
あれば、フランスパン専用粉の、リスドォルという粉を使った方が、もっとおいしく焼けると思います。
リスドォルは、強力粉と、中力粉の間の”準強力粉”、たんぱく質の割合の違いで、そう分類されます。
でなければ、強力粉プラス薄力粉、薄力粉は強力粉の2割、これで成分は、フランスパン専用粉と同じ割合になり、これでも焼けますね。
リスドォルはやや高価ですが、味は断然おいしいです。
ただ、これを使うとなると、パン作りの”敷居が上がって”しまうんですね。
作ろうと思ったレシピ本が全部「リスドォル使用」となっていると、ちょっと当てが外れてしまいます。
それで、今度試してみようかなと思うレシピ、これは、荻山さんという人のだったと思うのですが、そちらをメモしておきます。
ホームベーカリーでフランスパン
■フランスパンHB レシピ
強力粉…200g
薄力粉…50g
ドライイースト…3g
水… 175g
レモン汁…3g(水と混ぜておく)
塩…5g
砂糖…8g
この中で、レモン汁と砂糖は、これは正規のフランスパンレシピにはなさそうですが、発酵を助けるために入れるんですね。
あとは、あれば「モルトパウダー」があると、もっとよくできます。
それと、できれば、生地の一部を前の夜に仕込む、ポーリッシュ法というのが、これもHBのレシピに書いてありますね。
今回はこれで作ったんですが、思い立った時にできないので、これもなかなか大変です。
それと、今回食べてみて思ったのは、フランスパンはやはり皮=クラムがおいしいんだ、ということ。
なので、余裕があったら、バターロールみたいなクッペの大きさで作ってみる方が、ずっとおいしいと思います。
あるいは、フランスパンのリュスティックのような、いわゆる”乱切り”の形でもいいと思います。
ホームベーカリーのメリット
HBのいいところというのは、とにかく、全部の材料を一度に入れて、焼き立てが手軽に家庭でも食べられるというところにあるんですね。
なので、HBに合わないレシピ、合うレシピというのがあって、合わないレシピは無理に作らずとも、それについては買ってもいいと思うんです。
ハード系のパンというのは、やってみるとわかるんだけれども、技術も手間もかかるので、普段の料理もしなければいけない上に、何もかもプロ並みにしようといったらたいへんです。
HBはそこを手軽に、家庭のパンならではの楽しみ方ができるというところにメリットがあると思います。
それでは皆様も楽しくお試しくださいね。