ゴールデンヨットを買ってみましたが、すごく膨らむので、ホームベーカリーの通常のレシピだと、パンの頭が蓋にくっついてつかえてしまいます。
そこで、ゴールデンヨットを買ったら最初に試してもらいたい、ハーフ食パンのレシピをご紹介します。
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ゴールデンヨットとは
ゴールデンヨットというのは、日本製粉の高級パン用小麦粉の一つ。
おそらく、最初は業務用であったのが、今は家庭用に販売されているのではないかな?と思います。
小麦粉だけではなくて、さまざまな成分、つまり添加物が加えられているため、各段に膨らみやすくなっています。
これを一度買うと、お店のパンにはかなわない理由がはっきりわかりますね。
ゴールデンヨットの説明
ゴールデンヨットの説明は、製造販売元の日本製粉のサイトには、
カナダ産とアメリカ産の小麦をブレンドした、たんぱく値の高い強力粉に、パンの風味やボリュームを高めるためにモルトフラワー、グアーガムなどを添加している最高級品質の強力粉です。食パンなどはもちろんのこと、レーズンやナッツ等を加えた時にも膨らみを助け、通常の強力粉に2~3割混ぜて使用するだけでも品質が大幅にグレードアップします。
ということで、100%でなくてもいいということなのです。
加えられている成分【添加物】
・モルトフラワー
・グァ―ガム
・ビタミンC
そう、フランスパンを作ったことがある人はわかると思いますが、モルトとビタミンCはフランスパンを作るときに加えるとよいとされているものですね。
各成分の説明
- モルトフラワー
・・・パン生地の伸びを良くし、風味を高めます。 - 増粘剤(グアーガム)
・・・パンの保水力を高めて、パンの柔らかさを長持ちさせます。 - ビタミンC
・・・グルテンを強くして、パンのボリュームを高めます。パン生地をひきしめる(ダレないようにする)効果もあります。
これらが最初から配合されているのが、ゴールデンヨットというわけです。
ホームベーカリーで焼く場合の注意点
かま伸びがひじょうに良いため、一番適しているレシピは、山形食パン、いわゆるイギリスパンなのだそうですが、とにかくホームベーカリーでできるレシピはないか探していたら、メーカーに次のような注意点があるのが、目につきました。
ゴールデンヨット100%で作るとパンが膨らみすぎて、途中で上フタについてしまい凹んでしまうことがあるので、通常の粉に2割くらい混ぜてお使いください。
ゴールデンヨット100%で作る場合は、すべての材料を10%~20%ずつ減らしてください。
つまり、通常の分量では多いとのことなので、全粒粉を加えてハーフ食パンの分量で作ってみることにしました。
これだったら、全粒粉を入れるので、ゴールデンヨット100% ではありませんし、そもそも、材料が「ハーフ」なので、まず、膨らみ過ぎということはなさそうです。
ゴールデンヨットのハーフ食パン
出来上がったのがこちら。
ええと、これは、パンを横にした形です。ひじょうに柔らかくて、かなり時間を置いてから出ないと切れないので、やむを得ず横にしました。
これで、粉の全量が180gです。HBのたいていのレシピが250gですから、ふくらみのほどがわかるかと思いますが、これで、蓋につくというほどではなく、型よりもやや低くなります。
なお、普通の強力粉で作った場合には、この高さにはなりません。やはりゴールデンヨットならではの伸びです。
ゴールデンヨットの全粒粉ハーフ食パンレシピ
全粒粉を入れたい場合のレシピは、 粉の2割を、全粒粉にします。
なお、元のレシピは、強力粉のみ180g、他の材料は全粒粉を混ぜない普通の食パンもこの分量です。
■ゴールデンヨットの全粒粉ハーフ食パン
材料 1個分
ゴールデンヨット … 140g
全粒粉 … 40g
バター … 10g
砂糖 … 12.5g(大1 1/2)
塩 … 2.5g(小1/2)
スキムミルク … 6g(大1)
水 … 130g(mL)
*室温が25℃以上の時には、約5℃の冷水を10g(mL)減らして使う。
ドライイースト … 2.1g(小3/4)
ドライイーストは、1g単位ではなく、0.1g単位の測れる秤をご用意くださいね。
作り方は、いつもと同じです。
1.パンケースに、パン羽根をセットする。
2.(ドライイースト以外の)小麦粉、水などをパンケースに入れる。
3.パンケースを本体にセットし、イースト容器にドライイーストを入れる。
愛用しているホームベーカリーは下のもの。
ホームベーカリー パナソニックSD-MT3、全粒粉食パンがふわふわで感動ものなのでおすすめ!
このHBにしてから、以前とは、全く違う、クラムはふわふわ、クラストはさくさくのパンが焼けるようになりました。
これは買ってよかった!
ゴールデンヨットは大手スーパーでも置いています。
最初は1kgがおすすめ。