クレームダンジュ、栗原はるみさんのレシピがあったのをもいだして作ってみたら、とても簡単で美味しかったので、ご紹介します。
水切りヨーグルトでできるスプーンデザートですが、チーズケーキとは違って、ゼラチンを使わないので簡単でおすすめです。
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クレームダンジュとは?
クレームダンジュ、フランス語で、”アンジュ”が天使の意味なので、天使のクリーム。
珍しいデザートみたいですが、かなり以前からあります。
大原照子さんが、イギリスのお菓子を紹介する古い本にも掲載していた憶えがあります。
多分、「ガーゼで包む」って書いてあったので、ガーゼが手元にない上に、それでおっくうになってしまったのか、作ったことはなかったのですが、元々は、フランスから伝わったデザートだったようですね。
クリームチーズを使わない
今回は栗原はるみさんのレシピで、ガーゼはやはり使うんですけれども、それ以上にいいところがあって、それはクリームチーズを使わないところ。
栗原はるみさんにはもともとソフトチーズケーキというヒットレシピがあって、それもヨーグルトを使ってすごくヘルシーで低カロリーなイメージがあるんですよね。
これなら、低カロリーなので、ダイエット中の夫でも食べられるかも。
そこで、今回クレームダンジュに初めてトライしました。
水切りヨーグルトを作る
まず水切りヨーグルトを作っておくのですが、1パック全部では多いので200g だけ。
これで2つ分です。
水切りヨーグルトは、ペーパータオルに分量のヨーグルトを包んでボールに乗せたザルに入れて置くだけ。
または、上のようにコーヒーフィルターを使ってもできますよ。
栗原はるみレシピだと、これにラップをして冷蔵庫で30分から1時間おけばそれでいいそうです。
こうして出来上がった水切りヨーグルト、荷造りする前よりも水分が抜けて、絹ごし豆腐のような様子に。
そこに、砂糖を加えて角が立つまで泡立てた生クリームを2回に分けて加えて混ぜます。
要はこれだけでいいのです。
ガーゼまたはペーパータオルに包む
それを深さのある器にガーゼを敷いた中に入れて、冷蔵庫で1時間冷やしたら出来上がり。
このガーゼなんですが、こちらにもペーパータオルを使ったら、特に遜色なかったと思います。
食べる時は、ペーパータオルを外して再度器に入れるか、アイスクリームのようにお皿に盛り付けてもいいと思います。
ジャムやソースを添えていただきます。
イチゴジャムやブルーベリージャムが色がきれいでいいですが今回は家にあった、あんずジャムを添えてみました。
クレームダンジュの食感と味は
食感はというと、生クリームが入るので若干ぱふぱふした感じになります。お味はと言うと、 水を使った時ほどくどくなく、ヨーグルトで爽やかな味わいです。
チーズケーキをすごくライトにしたような感じ。
このクリームは、生クリームの代わりにケーキやタルトなどに使ったり、あるいはパンに塗ったりしてもおいしく頂けると思います。
ホエーも捨てないで
なお、水切りヨーグルトで出た水分は、ホエーというもので、そのまま飲んでも栄養がありますが、 牛乳と10対9くらいの割合で火にかけて分離したものをこすと、カッテージチーズとして使えるそうです。
それでは皆様も美味しく召し上がれ!