キッチンタオルでマスクを手作りしてみました。
キッチンタオル、(またはキッチンペーパー)を折りたたむだけでタックを取り、キッチンタオルをミシンで縫うという方法です。
使い捨てにできますので、マスクが不足したらお試しください。
スポンサーリンク
マスクは依然品切れに
今日は、元々は電気製品メーカーのシャープが、マスクを生産、販売を始めたというニュースがありました。
他にも政府が、マスクの支給も始めていますが、まだお手元に届かない人も多いのではないでしょうか。
布マスクの手作りも
まだまだマスクが手に入りにくい状況が続いているため、手作りしようという方もたくさんおられます。
私は昨日、ハウスメーカーからの定期便を受け取ったら、なんと、不動産案内のほかに、マスクの型紙が付録でついていました。
曲線に布を裁って、縫い合わせて作る、手作りする際には、ちょっと難易度の高そうなマスクですね。
この型紙はYouTubeにあるとのことで、それを印刷して付録としてくれたようです。
布マスクの難点は消毒と洗う手間
布マスクは、縫う手間をいとわなければ繰り返し使えていいのですが、なんにせよ、一回ずつ洗わなくてはならないというところがたいへんです。
マスクの内側に付ける、マスク用シートというのもあるんですが、マスクが汚れる、つまりウイルスがつくとしたら、内側ではなく、外側です。
とすれば、やはり一回ずつハイターで消毒をして洗うほかはなく、布マスクはすぐに作れる利点はあっても、管理が面倒なのが難点です。
キッチンタオルのマスクを試作
そこで、何とか使い捨てのマスクができないかということで、キッチンタオルを材料に、ガーゼのマスクのように、キッチンタオルをミシンで縫ってマスクができないかを実験してみました。
キッチンタオルの種類
使ったのは、スーパーで買ったトップバリューのキッチンタオル。
サイズは 228mmx220mmです。
結果は、というと、ほぼ問題なくできました。
紙なので破れるかと思ったら、特に縫ったところが破れるということもありませんでした。
マスクのゴムを通した部分が、寄れたり皺になったりするということもありませんでした。キッチンタオルが思ったより丈夫なのでびっくりしましたね。
マスクを試着したところ
作り方は、キッチンタオルの点線で切り取った大きさをそのままで作ります。
形状は、出来上がりはほぼ普通のガーゼマスクと同じですが、折山2センチくらいのタックを2つ中央に入れたので、立体になります。
出来上がりを装着してもらいました。
付けたときも、全く問題なく鼻と口、あごまでが十分に覆えています。
紙が丈夫なのでミシンで縫えるわけですが、肌触りに関しては、やはり不織布の肌触りには劣ります。
あくまで使い捨てなので、短時間付けてすぐ捨てるような時ならば、十分使えると思います。
キッチンタオルのマスク作り方
作り方の順序です。
上下を2~2.5センチ折ります。これは、鼻とあごの上下の端です。
端縫いはしませんで、折るだけです。切りっぱなしよりは丈夫になると思います。
中央にタックができるように紙を折ります。
写真右側の折り目から説明すると、最初に紙の上下の端を2.5センチを外側に折った後、5.5センチ当たりを外側に折り、折山2センチの辺りで、内側に折ります。これが一つ目のタックの折山です。
そこから3センチ先に、もう一つ折山を外側に折ります。2センチ先を内側に折って、折山を作ります。
これが、2つ目のタックの折山です。
それぞれの長さを図にしたのがこちら。グレーの部分が、折山のしたに隠れる部分です。
もっとも長さは、そう正確でなくても、要するに、タックが2つできればいいだけです。
あとは、紙の端に、輪に結んだゴムを置いてから、紙の端を2センチ強折り返して、その部分をミシン縫いします。
ミシンは折り返しのほぼ中央、端から1センチの所を縫っています。
反対側も同じように、輪ゴムを置いて、ミシン縫いをすれば出来上がりです。
キッチンタオルだけではなくても、丈夫で息の通る紙、または布があれば、同じように作れると思います。
タックの深さや位置などは、あくまで便宜上のものなので、使いやすいように調整なさってみてください。