フォルコンブロートの味とダイエット効果 プンパニッケルとの違い

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フォルコンブロートの味とダイエット効果 プンパニッケルとの違い

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フォルコーンブロートがダイエットに適した食材ということで、ドイツのパン、プンパニッケルと並んで注目されています。

材料や味はプンパニッケルと比べてどう違うのか。美味しい食べ方と、フォルコーンブロートを主食にしてダイエットをした場合の効果はどうかなどをルポします。

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フォルコーンブロートとは

フォルコーンブロート、またはフォルコンブロートは、ドイツ語では Volkornbrot。

ドイツ語でよく聞く、○○ブロートの”ブロート”というのは、大型パンのことです。

プンパニッケルもその、ブロートの一種です。

メステマッハー社の同種のオーガニックシリーズの他のパンは、プンパニッケルと、他にドライコルンがあります。

ブロートは大型パン

日本で大きなパンというと食パンになってしまいますが、”ブロート”の多くは、大きな丸い形だったり、ラグビーボールをふっくらさせたような形だったりします。

大きさは、両手で抱えるほどのものもあり、レシピを見ても粉の量が倍ぐらいあるものが多いですが、驚くのはその重さです。

よく「ずっしり」と言われますが、日本の気泡の多いパンとは違い、目のぎっしり詰まったパンになるのです。

当然、固いパンになりますので、薄くスライスしていただくのが普通です。

フォルコーンは全粒粉のこと

フォルコーンというのは、英語でいうところの ”full grain” をそのままドイツ語にしたものだそうです。

つまり、全粒粉の小麦粉を使ったパンです。

日本のお米でいえば、玄米ということになります。

穀物の糠やふすまを残したまま使うため、食物繊維やビタミンB、ミネラルがたくさん含まれるので、白い小麦よりも、健康に良い成分が多いのです。

フォルコーンはドイツパンの中でもヘルシー

ドイツのパンでも群を抜いて健康的と言われるのが、このフォルコーンブロートです。

基本的には、全粒小麦と全粒ライ麦を合わせて90%以上を使っているというのが、その定義ですが、基本は全粒粉パンです。

ドイツ直輸入のではないフォルコーンブロートのレシピは、ライ麦ではなくて小麦の全粒粉が多いので、プンパニッケルに比べれば、癖のある味ではないものの、いわゆる白い小麦の割合は低いので、パンの感じとも違います。

発酵は、ライ麦が多くはないので、イーストが主体で、場合によってはライ麦の発酵に使われるサワー種も使われます。

ライ麦自体の味もありますが、サワー種を使ったパンはドイツのパン特有の”酸っぱい”と言われる、酸味のある味になります。

ロッゲンフォルコーンブロートはライ麦

ライ麦全粒粉だけを使ったものは、ロッゲンフォルコーンブロート。

roggenというのが、ドイツ語の「ライ麦」で、含有量が多ければ多いほど黒いパンになります。

プンパニッケルとフォルコンブロートの違い

製法はプンパニッケルとは違いますが、材料そのものには、大きな違いがあるわけではありませんで、丸1日かけて蒸し焼きにするのがプンパニッケル。

フォルコンブロートは、焼き方はごく普通です。

フォルコンブロートの味

味は?というと、やはり小麦の全粒粉が主流なら、トーストした時にカリカリ、ざっくりした感じのきめの粗いパンになります。

ライ麦の含有量が多ければ、ライ麦特有の味がします。慣れれば美味しいのですが、そうなるまでは、ちょっと食べなれない味かもしれません。

味つけは塩のみで、もちろん日本の砂糖の入るパン生地とは違う、食事のための食事パンです。

サワー種が使われると酸味があり、食感は、ぽろぽろ、またはぼそぼそするといった方がいいかもしれませんが、トースターで焼くとまた違う感じになります。

食べやすい日本製フォルコーンブロートもある

日本のレシピだと、フォルコーンブロートといっても、全粒粉の割合が強力粉の40%ほどだったりしますので、そうなると、普通のパンにかなり近くなります。

ただし、そうなると ドイツパンという風合いともかけ離れてしまいます。

個人的にはいくらダイエットとはいっても、美味しく食べやすい方をおすすめしたいところですが、日持ちのするパンですので、本物のフォルコンブロートは通販でいつでも手に入ります。

フォルコンブロートのカロリー

単純にカロリーだけを言うと、フォルコンブロートは 100g 184 kcal

プンパニッケルのカロリーが、100g 192kcalという表示なので、フォルコーンブロートの方が若干低いということになります。

味はというと、どちらかというとフォルコーンブロートの方が食べやすいと言えるかもしれませんが、ライ麦主流のものならそれほど変わらない印象です。

成分比較表は、同じライ麦系ドイツパンシリーズの下の記事にあります。

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フォルコンブロートの食べ方

プンパニッケルと同じで、バターなどのスプレッドを塗るのがおすすめです。

これは本場のドイツの方も、いくらヘルシーに、とはいっても、バターをたっぷり塗るそうです。

ディップやオープンサンドについては、プンパニッケルとレシピは同じですので、プンパの方も参考にしてみてください。

サンドウィッチやオープンサンド

お弁当の場合は、ハム、ソーセージ、チーズなどを挟むそうですが、サンドウイッチ風にするのもおすすめです。

あとは、味のあるディップ類もおすすめです。

例えばクリームチーズや、アボカドのディップ、お好みでレバーペーストのような、おかずになるようなものがあると美味しく食べられます。

それと、水分が多いパンなので、トーストするのが香ばしくなっておいしいです。トーストの際は普通のパンよりも長い時間焼くのがおすすめです。

フォルコンブロートのダイエット効果は?

うちの夫が試したのは、プンパニッケルの方で、プンパの方が気に入ったので、今ではそれをそのまま食べています。

私の好みを言うと、プンパニッケルよりも、フォルコンブロートの方が食べやすいですね。

フォルコンブロートは手に入った時にプンパの代わりに他のパンと組み合わせの上、食べていますが、体重は最初に2週間で4キロ減らした後、体重だけを言うとさらに減りました。

というか、あまりに減りすぎてしまったので、また私がお菓子作りを再開したわけですが、主食をライ麦系のパンにするというのは、確実にダイエット効果はあるようです。

ただ、今では、ダイエットの効果よりも、ドイツパンではない普通の白いパンが、まったく食べたくなくなってしまいました。
ライ麦パンがなんともおいしいので、もうずっとドイツパンのファンとなってしまいました。

ダイエット目的ではなくても、ドイツパンを食べると、パンの世界が変わります。

そして、パンのレパートリーもすごく広がりますので、プンパニッケルとフォルコンブロート、皆様にもぜひ召し上がっていただきたいです。

メステマッハー社のフォルコンブロート

いちばん有名なのが、メステマッハー社のオーガニックフォルコンブロート。

原材料は、有機全粒ライ麦、イースト 食塩 とあるので、原材料はライ麦です。こちらは小麦粉の全粒粉ではありません。

食物繊維が豊富で、このフォルコンブロート2枚で成人女性が1日に必要とされている量の半分の10gが採れるそうですので、その点では毎日少しずつでも食べたいパンです。

食べにくいなと思う時は、これだけに限らずに、もう少し柔らかいパンと半々にして続けるといいと思います。

私は今でもそうしており、プンパニッケルは必ず食べますが、その他その時に応じて、白いパンだったり、自分で焼いたパンも一緒に食べています。

メステマッハーのプンパニッケルももちろんおすすめです。




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