あん食パンをホームベーカリーで焼きたい!
パナソニックのホームベーカリーには、アレンジパンとして載っていますが、違う会社のホームベーカリーで焼きたい方もおられますね。
ホームベーカリーの食パンコースで焼く時のめやすとなる、あんを巻くタイミングや、生地の粉量と餡の量などについて、あん食パンの作り方をご紹介します。
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ホームベーカリーであん食パン
私はパナソニックのホームベーカリーで日々楽しくパン作りをしているのですが、、そのレシピ集の中に「アレンジパン」というのがあって、そこに「あんパン」が載っていたのです。
以前は、自分で成型して丸いアンパンを作っていましたが、ホームベーカリーで焼き上がりまでできたら簡単なので、食パンの形のあんパンを作ってみることにしました。
アレンジパンは2時間15分
レシピがあるので、その通りに焼けばいいわけなのですが、ところが、このアレンジパンのレシピだと、普通の食パンが4時間かかるのに対して、このアレンジパンは2時間15分しかかかりません。
短くていいといえばそれはそれでいいのですが、発酵時間が短いので、通常の工程の方がパン生地自体がおいしいのではないと思い、食パンコースで焼いてみることにしました。
普通の食パンのメニューで焼くことに
そこで、全工程が3時間50分の、「ハーフ食パン」を選択。
「ハーフ食パン」は、普通の食パンとおなじ工程で、普通の食パンの半分の量で焼くためのコースです。
よってここでは、普通の食パンコースであんパンを焼く時の方法をお伝えします。
パナソニック以外の他のメーカーでも、同じように焼けると思います。
パン生地の粉の分量は180g
粉の分量や水分量などの材料は、普通のパンと変わりませんが、通常の250gではなくて、180gです。
今回は、パナソニックの「アレンジパン」のあんパンの生地分量をそのまま使いました。
ゴールデンヨットを30g
30gはゴールデンヨットを使用しています。
ゴールデンヨットは強力粉と同じですが、少量混ぜるだけでも、パン全体のふくらみが格段に良くなるというものです。
元々のレシピは「強力粉」ですので、もちろん、全部普通の強力粉でも同じように焼けます。
あん食パンのレシピ
あん食パンのレシピは 以下の通りです。
強力粉・・・180g
バター・・・15g
砂糖・・・17g
スキムミルク・・・6g
塩・・・2.5g
卵・・・25g(Mサイズの1/2個)
冷水・・・110g
ドライイースト・・・2.1g
あん(約20℃にする)・・・100g
このレシピと作り方は、下のパナソニックのサイトで見ることができます。
https://www.kitchen-pocket.com/recipe/group-detail/1000
使用したホームベーカリーはこちら
あん食のあんの量
あん食として焼く場合、あんの量は、強力粉が180gであるのに対して、100gでした。
150gまで使えるそうですが、多ければ多いほどふくらみが悪くなります。
ただし、100gだと、普通のアンパンの量よりは、かなり少なめという感じです。
あくまで、アンパンではなくて、あんの入っているパンという感じですね。
食パン生地にあんを入れるタイミングは
パナソニックのアレジパンのコースなら、あんを入れるところで、ブザーが鳴りますが、普通の食パンのコースで、あん食パンを焼く場合のポイントは、あんを入れるタイミングはいつになるかということです。
生地のこねが全部終わった時点で、パン生地を一度取り出して、あんを巻き込みします。
「ねり-ねかし-ねりーねかし」の後
パナソニックのホームベーカリーだと、「ねり-ねかし-ねり-ねかし」の後です。
このHBだと、1次発酵と2次発酵の区別がないので、ここであんを巻きます。
この間はスイッチは切りません。
あんを巻き込んだら、生地を再びケースに戻してそのまま続けます。
HBを使わない場合であれば、1次発酵を終えて、ベンチタイム、その後にあんを巻いて2次発酵となります。
ホームベーカリーを使う場合でも、そのタイミングで撒けばいいわけです。
あんを巻き込む際のポイント
あんを巻き込む時に大事なことは、パン生地を伸ばした際の大きさです。
パナソニックのアレンジパンのレシピの説明には、
・パン生地を 約8センチX30センチの大きさにする。
とあります。
これが、大きすぎる、または小さすぎると、焼き上がりに餡が均等になりません。
他の注意点としては、
・あんを薄く全体に載せ、脇からはみ出さないように周囲を1センチ残す
・空気を入れないようにくるくるとパン生地をまき、とじ目をしっかりとじる
・とじ目が下になるように、パンケースに生地を戻す
その3点です。
あん食パンの出来上がり
そして今回出来上がったのが、こちら。外側は普通のパンです。
切ってみたら、あんがかなり偏ってしまいました。
というのは、上に書いた通り、パン生地を伸ばして、あんを巻くときに、約8センチX30センチ がいいのですが、そこで、幅が広がり過ぎてしまったんですね。
そこで、余った部分の生地が膨らんでしまったので、あんが寄ってしまったのです。
パン生地が温かいので、どうしても伸びすぎてしまうのですが、横に伸ばさずに、縦にだけ伸ばすとうまくいくと思います。
あん食パンを作った感想
このパンは、今まで作った中で、一番おいしいかなと思えるくらい、生地がおいしかった!
餡は「あんぱん」の感覚からはかなり少なめですが、朝食に食べるので、これで十分です。
一つ一つ成型をして焼くより手軽にできるので、皆様もどうぞお試しくださいね。