スコーンを島田睦子さんのレシピで焼いてみました。バターが少ないローカロリーレシピです。
夫に見せたら「なんだかおいしそうだね」という反応が。もちろんバターが少ないので、安心して食べてもらえます。
低脂肪のスコーンのレシピと作り方をお知らせします。
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伝統的なスコーンレシピ
”伝統的な”と付けたのは私のネーミングです。
もっと言うと、オールドファッションドスコーンというような感じ。
最初に伝わった頃のイギリスのスコーンのレシピというのは、卵が入らなかったし、それからバターももっとずっと少ないものが多かったです。
また、必ずしも型抜きせずに、手で丸めて作られていた覚えがあります。
要するにスコーンは、最低限の水分を粉と合わせて、丸くして焼くだけの、すごく素朴なお菓子、というより紅茶のお供だったようです。
今回は島津睦子さんのレシピを見つけたら、それに近い感じだったので、そちらのレシピを若干アレンジして作りました。
ベーキングパウダー、砂糖とバターは元のレシピよりも少し増やしてありますが、今のバターたっぷりのレシピよりも、かなりヘルシーな味わいになりました。
”伝統的なスコーン”のレシピ
今回作ったスコーンのレシピです。
■材料と分量
- 薄力粉…200g
- ベーキングパウダー… 3g
- バター…35g
- 塩…1.5g
- 砂糖…20g
- 卵…50g
- 牛乳…40g
スコーンの作り方
ふるった粉とベーキングパウダーに、バターをカードなどで切り混ぜます。
バターの粒が小豆粒くらいの大きさになったら、指の腹でかるくこすり合わせてつぶし、粉チーズのようなさらさらの状態にします。
次に、卵と牛乳、砂糖、塩を合わせたものを、粉の真ん中をくぼませて加えます。
こねないように生地をまとめたら、2つに折って重ねるようにしながら混ぜていきます。
パイ生地を作るときのように、2つに折ってたたむ、伸ばしてたたむを繰り返します。
4、5回くらいです。
大体まとまったらラップに包み、冷蔵庫で生地を30分休ませます。
白い粉が見えている状態でよいそうです。
あとは、取り出した生地を1.5センチに伸ばして、包丁で切ってもいいし、あれば、型を使って、型抜きをします。
そのあとは、190度のオーブンで、10~13分焼きます。
ジャムやクリームを添えていただきます。
スコーンの注意点
生地をまとめるのに、慣れるまでは少しコツが要ります。とにかく、練らない、こねないようにまとめるのがコツで、きれいな生地の表面にならなくてもいいのです。
きれいな生地になるまでこねてしまうと、焼き上がりが、固くなってしまい、美味しくありません。
また、スコーンに層ができて生地が持ち上がる、いわゆる”腹割れ”になるのは、バターが均一に混ざるのではなくて、その逆です。
パイと同じように、バターの部分に層ができためだと思います。
色についてはお好みですが、焼き上がりは、あまり色がつかなくてだいじょうぶです。
バターが少ないので、あまり色がつかないですが、逆につくまで焼いてしまうと、それも、サクサクを通り過ぎて固くなりすぎてしまいます。
焼き立ては表面がサクサクしていますが、時間が経つとしっとりします。
食感は焼き立ての方がおいしいので、昔の本だと、時間が経ってしまったものは、温めていただくということになっていましたね。
今回のスコーンは、卵は入りますが、バターが少ないので、素朴な粉の味が風味が味わえるようなスコーンです。
他にも様々なレシピがあります。お気に入りのものを見つけてくださいね。