栗原はるみさんのレシピで、甘夏ジャム、マーマレードを作ってみました。
さわやかな酸味の甘夏のジャム、たくさん作って保存しておくと楽しみが増えますね。
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甘夏のマーマレード
栗原はるみさんの、甘夏ジャムのレシピは、いろいろな本に載っているみたいですが、私が参照したのは「私の贈りもの」という、精選レシピ集です。
ハードカバーの本で、レシピももちろん載っていますが、それ以上に、栗原さん自身が書いた、読みもの的な部分がたくさんあるんですね。
写真もすごくきれいなので、料理を作らなくても読んでいるだけでも楽しい、そういう料理本なので、すごくおすすめです。
甘夏1個に砂糖100g
栗原さんのこのレシピだと、甘夏1個につき、砂糖が100gということになっていて覚えやすい分量です。
甘夏の他に使うものはというと、レモンの汁だけです。甘夏と砂糖とレモンがあればいつでもできますよ。
栗原はるみ 甘夏のマーマレード
まずは材料から
甘夏のマーマレード材料と分量
■甘夏のマーマレード材料
- 甘夏…4個
- 砂糖…400g
- レモン汁...1/2個分
マーマレードの作り方
1.甘夏の皮は2個分だけを使って、残りは使いません。
2.中身は4個分全部の果肉は房から出して、細かくちぎっておき、ざっと砂糖をまぶしておきます。
3.皮の内側のワタ部分は削りとり、オレンジ色の部分を千切りにします。
(栗原さんだと「1センチ以下の棒状」または「2~3ミリぐらい」となっていました。)
4.皮を1回湯がいた後、果肉と砂糖を加えて、アクを取りながら弱火で煮詰め、途中で、レモン汁を入れてさらに煮詰めます。
湯がくとは?
夏みかんが苦い場合には、1度でなく、2度、3度と繰り返すのがいいですね。
煮詰めると固まるので、ややゆるめのところで火を止めます。
マーマレードジャムが固まらない場合
逆にジャムが固まらないという場合には、市販のペクチンを使うのがおすすめです。
レモンは風味づけのために使った方がいいですが、レモンだけでも固まらない場合も多々あります。
ペクチンは粉末の顆粒状、加えるだけで、ジャムにとろみがつきます。
マーマレードだけでなく、他の果物のジャムにも使えるので、揃えておくと案外使えます。
ペクチンについて詳しくは
マーマレードジャムのとろみがつかない場合は市販のペクチンを使えば簡単!
他の甘夏のジャムのレシピは
夏みかんのマーマレードとピールのレシピと作り方 無農薬の庭のみかんで
栗原はるみさんは、伊豆のご出身だそうで、お母さんが夏みかんでジャムを手作りされていたそうです。
レシピを受け継ぐというのは、すてきなことですね。