パキラの編み込みを2年育てたところで、根腐れで枯れてしまいました。
残ったパキラを仕立て直しはできるかも考えましたが、幹の形状からおそらく無理だと思います。
編み込みパキラのその後についてお知らせします。
編み込みのパキラ
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編み込みのパキラを買ったのは今から3年前で、現在3度目の夏が過ぎたところです。
最初に買ったパキラは上のような姿の、パキラ4本の編み込み仕立てでした。
ところが、2年経ったところで最初の次々に根腐れして、現在は最後の1本になってしまいました。
編み込みパキラの仕立て直しはできない
編み込みのパキラの仕立て直しができないか考えましたが、まず無理だと思います。
最後の1本はこういう形になっています。
これを別の角度から見てみますと幹がらせん状になっています。
この木を新しく組み直すということはまず無理です。
そしてこの形のまま栽培するのも、決して適しているとは思えません。
編み込みパキラは幹が細い
そもそも、編み込みパキラは全部を見ているとわからないのですが、単体で見ると幹が最初から細く、そして高さが高く作られています。
細いのでそれを合わせて、太い一本に見立てて形作ろうということで考案されたのでしょう。
しかし、ある程度太くなったパキラをぎゅっと密着させて育てるということは自然の形には反します。
なので、編み込みパキラは育つほどそのほとんどが根腐れを起こしてしまうようですね。
編み込みパキラを単体で育てると
編み込みパキラを1本のまま育てた時の形です。
編み込みパキラをバラバラにしてみると、思ったよりも細くてひょろ長いことがわかります。
当然幹はらせん状の形のままです。
元々の形が良くないので、編み込みパキラを単体で育てられないかというと、それも無理そうです。
最初の形が幹が長く、その一番上にだけ葉っぱがついているので、伸びれば伸びるほどひょろひょろに細長くなってしまいます。
枯れはしなくても、鑑賞に適した形とはなりません。
挿し目で発根したパキラ
こちらは挿し芽して発根したパキラです。
ちゃんと育っていますが、形はよくありません。
知っているパキラの形とはちょっと違いますよね。
パキラというのは、幹をそのまま育てようとすると、どうしてもこういう形になってしまうようです。
なので、どこかの部分で切る剪定が必要となるということがわかってきました。
ひょろひょろになった編み込みパキラを剪定
結局最後に残った1本のパキラは剪定をしてみることにしました。
剪定といっても、幹をバッサリ途中から切るという形です。
現在は2つの発芽がみられています。
編み込みパキラの仕立て直しのまとめ
編み込みパキラは育てば育つほど幹が太くなって触れ合う面積が多くなるため、どうしても根腐れするようです。
育て方が悪かったわけではないので、心配しないでください。
幹がまっすぐでないので、そのままの形での仕立て直しは無理なので、
- 剪定をする
- 挿し芽で増やして楽しむ
がいいと思います。
たぶん、私たちが「パキラ」と思って見ているものは、かなり長い年月がかかって幹が太くなっているのだと思います。
その状態に早く人工的に近づけようと作られたのが編み込みパキラで、一度曲がってしまった幹は直りませんので、剪定をするのがおすすめです。
そして新しく水差しで挿し芽を試してみてください。
その方がきれいな緑色を鑑賞できます。