トイレの洗面ボウルが割れていたら、どのように補修したらいいでしょうか。
交換もできない、修理も難しいというところをDIY! アイディアで乗り切りました。
中古住宅購入後にDIYで工夫したことを記します。
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新しい家に引っ越ししました!
中古住宅を購入、リフォームが完成して、12月の購入より半年後の6月、何とか引っ越すことができました。
業者のリフォームを依頼したわけですが、大工さんのリフォームでは対応しきれなかったところを自分たちで何とかしようということになりました。
今回は、洗面台の割れについてです。
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洗面台の陶器ボウルにひび割れが
購入した家に出入りするようになって気が付いたのがトイレ付属の洗面台のボウルのひび割れです。
通常なら何の問題もなく、ボウルだけを取り替えればいいわけですが、家の場合はあいにくカウンター付きのトイレという珍しいものでした。
業者が見ると「これはとれない」という代物。
もちろん、全部を壊して、トイレ全体を取り替えればいいわけですが、他の部屋には手を入れていないのに、トイレの壁を壊してみても始まりません。
ボウルだけを取り替えられないか。品番を見て似たものを探したのですが、これも古すぎて同じものがない状態でした。
手洗い器の陶器ひび割れの補修はできる?
そこで、ひび割れ部分をパテなどで埋めてとりあえず補修。
あとは、そこを適当に塗装しようというつもりでした。
ただ、そもそも、陶器の補修というのはまず困難だといいます。
水を使うところなので、パテでふさいだとしても、水漏れは必ず起きそうです。
洗面ボウルの塗装はそれ以上に困難
さらにペンキで同じ色を出すというのはそれ以上に面倒で、結局直した跡がわかってしまいます。
そもそも、手洗い器は特に希望もしていなかったので、来客はともかく、家族はこの洗面台を日常的に使わなくてもいいので、あからさまなひび割れを隠せればいいというように考えを変えることにしました。
そもそも、手洗い器はいくらくらいするのかというと、上のような大きさのボウルなら、やはり本体だけで10万円以上。
壁についているし、床にもついているので、壁紙もクッションフロアも全部直すようになり、それも含めて、施工費も同じくらいかかります。
家の場合は、間取も変えることなく、内装は、一部の壁紙のみでしたので、トイレにだけ数十万円を掛けるというのはあり得ない話でした。
いろいろ考えたら、まずは、シンクに敷く滑り止めの保護マットを敷くというのが第一候補。
次が、プラスチックのグリーン、つまり、造花を使って隠すという案です。
どちらもよさそうでしたが、セリアで、格好の”プラスチック造花”を見つけたので、後者を試すことに。
セリアの「グリーンマット」
これがこちら、セリアの「グリーンマット」です。100均なので、もちろん110円です。
いわゆる人工芝のようなもので、緑の小さな葉っぱが、四角いシートになって売っているというもの。
四角のままでは、カーブがうまく収まりませんので、これを、洗面台の大きさに合わせて切ることにしました。
裏側は、格子状のマス目になっていて、緑のラインの上に、葉っぱのある枝がついています。
ここを角が丸くなるように、形を見ながら切っていきます。
縦幅も少し大きかったので、一列を切り落とします。
はさみで簡単に切れます。それから、角を丸くなるように切っていきます。
と言っても葉っぱではなく、上の直線部分をところどころ切るようにします。
写真の赤い実は、グリーンシートの付属ではありませんで、家にあったものの再利用です。
プラスチック製の造花を実家からもらってきたものです。
まず、グリーンシートをボウルに置いてみて、赤い実をところどころに、差したらできあがり。
これで、左側のヒビのある部分ははすっかり隠れることになりました。
家の場合は、来客はほぼ身内だけですので、気を付けて使ってもらえば、これで十分です。
ひび割れ自体の補修はこの後夫がしてくれることになっています。