冷凍生地のパンを試してみました。
アマゾンのキンドル無料本で、高橋雅子さんのレシピ本「冷凍生地で焼き立てパン」を見つけたのがきっかけです。
高橋さんのレシピでなくても、普通のパンレシピでももちろんできます。
冷凍生地のパンレシピと作り方についてお知らせします。
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「冷凍生地で焼きたてパン」
冷凍生地のパンとはどういうパンかというと、パンのレシピ自体は、普通のものなのですが、一次発酵をした後に、焼く前の生地だけのパンを一つずつ小分けにして冷凍。
解凍して発酵、焼成をするというものです。
冷凍生地のパンの本は、こちら。
高橋雅子さんの「冷凍生地で焼きたてパン」というものです。
焼き立てパンが食べられるメリット
その際何がいいのかというと、パンの焼き立てを食べられるということですね。
パンというのは、とにかく焼き立てがおいしい。けれども、思い立った時にすぐに作れないというデメリットがあります。
それが冷凍生地を用意しておくと、解凍した生地を二次発酵して焼けば、焼き立てのパンが短時間で食べられます。
解凍時間を入れなければ、約1時間あれば、焼き立てパンが食べられるということになりますね。
バターロールのレシピで試作
高橋さんのレシピでおすすめなのは、フォカッチャですが、普通のパンのレシピでできないかなと思って、やってみたのが、パナソニックのホームベーカリーのバターロールのレシピです。
本に掲載されている以外の、ごく普通のレシピでも、十分おいしく食べられるということがわかりました。
バターロールレシピ
パナソニックのレシピでは「パン生地」となっているだけのものです。
材料は以下の通り。バターは実際は50gで、10g減らしてあります。
強力粉……280g
バター……40g
砂糖……25.5g
スキムミルク……12g
塩……5g
卵……25g
水……150g
ドライイースト……2.8g
冷凍パンの生地の作り方
上の分量で、ホームベーカリーで1次発酵までを終えた生地を作って取り出します。
一つ50~60g前後の大きさになるように切り分けて、冷凍しない生地はそのまま焼きましょう。
冷凍する分の生地をラップで包み、さらにジップロックの袋などに入れて冷凍します。
冷凍後の生地です。
これを焼きたい時に取り出して解凍します。
中央まで指で押して和やら書くなっていたら、解凍完了。
通常の生地と同じように成型後、二次発酵をして、焼きます。
180度のオーブンで13分ほどです。
出来上がったパン。今回は、ハムロールにしてみました。
冷凍した生地は小さめにできる
冷凍生地のパンは、発酵の度合いが、普通のパンとはちょっと違いが出るようです。
発酵を終えてもやや小さめです。最初の記事が冷えているせいもあるかもしれませんが、小さいからといって、時間を追加すると過発酵を起こします。
私は、通常35分を45分に追加しましたが、そこで留めました。
小さめでもいい、そういう生地なんだと思っておく方がいいようです。
冷凍生地の良いところ
実は、冷凍した生地のパンだからと言って、即座に焼き立てが食べられるわけではありません。
成型と二次発酵と焼成となれば、それなりに時間はかかります。
それでも、冷凍庫から出しておけば、ちょっと用事をしているくらいの間にパンが焼けるというのはうれしい。
そして、わざわざ冷凍生地を作らなくても、普通にパンを焼こうという時に、ちょっとだけ取り分けておけるというのも何となくうれしいものです。
皆様もいつものパンを焼く時に、最初は2,3個分で十分ですので、冷凍生地のパンをお試しになってみてくださいね。
おすすめのホームベーカリー
安価で機能は十分です。天然酵母コースがついているのでこちらの機種を選びましたが、これを買ってから、一層パン作りが楽しくなりました。