新型コロナウイルスの予防に紅茶が効果があるという情報です。
インフルエンザウイルスに対して、紅茶の無力化の効果が確認、コロナウイルスにも効果が期待されるというものです。
週刊朝日のコロナウイルス特集記事を元にお知らせします。
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コロナでオーバーシュート＆ロックダウンが心配
新型ウイルスが猛威を振るっており、国内で確認された感染者は1680人、一日の感染者数は２００人を超える事態となってしまいました。
オーバーシュートへの懸念と東京のロックダウンが心配されています。
そんな中でインフル感染力を紅茶が無力化するという記事が目に留まりました。同じように新型コロナウイルスに対しても効果があるのではないかというのです。
インフルエンザウイルスに紅茶が効く
インフルエンザウイルスでは、効果が確認されているという記事の元は、週刊朝日の最新号です。
話したのは日本紅茶協会の担当者「試験管での実験であり、実際に人体で実験したわけではありませんが」と前置き、「薬事法に抵触するので、紅茶を飲めば予防になるとは言えないが、期待は持っている」と話しているそうです。
紅茶がウイルスを無力化
同協会のサイトによると、紅茶がインフルエンザウイルスを無力化することを確認したそうです。
インフルエンザウイルスには、表面にスパイクという突起があって、その突起が人間にくっつくために人体に感染するそうなのですが、紅茶のポリフェノールは、そのスパイクの感染力を奪うのだそうです。
紅茶ティーバッグを通常の濃さにした試験液に、約１００万個のインフルエンザウイルスを混ぜると、１５秒で、感染力を９９．９％失ったとのこと。ほとんど１００％ですね。
紅茶ではカテキンが発酵過程で紅茶ポリフェノールに変化。その成分が、ウイルス細胞が持つ、吸着能力を失わせ、従来のすべてのインフルエンザウイルスに顕著な効果が認められるとしています。
しかも すごく濃縮された紅茶でもなんでもなくて、普通の紅茶です。ということは、家庭でも十分効果がありそうです。
紅茶と緑茶との比較
それでは、紅茶ではなくて、緑茶ではどうなのか。
紅茶もお茶も、茶葉は元々同じ「お茶の葉」なんだそうですね。発酵させるかどうかで違いがあって、発酵させて出てくるのが紅茶ポリフェノールだそうなんです。
なので、緑茶カテキンと比べると、紅茶の方が、１０～１００倍くらい、インフルウイルスのスパイクを無効化する力が強いとのこと。
ううむ、緑茶の方が渋いし、渋い方が効きそうな気もしますが、そうではないんですね。
SARSコロナウイルスで実験
紅茶とSARSコロナウイルスとの組み合わせで実験したところでは、
過去にSARSコロナウイルスでも実験されており、効果をみている（日東紅茶などを扱う三井農林の担当者）
。。
SARSコロナウイルス
紅茶がインフルエンザウイルスに効くまとめ
もう一度まとめると、
・「紅茶ポリフェノール」が、スパイクを無力化、インフルエンザの感染力を奪う
・紅茶は通常の濃度で15秒で99.9%ウイルスの感染性を殺す
・他の型の新型インフルエンザウイルスにも効果を発揮
・インフルエンザの熱が下がっても紅茶で他への感染予防
・「マスク、手洗い」の予防に紅茶も加えよう。
（監修：国立感染症研究所協力研究員医学博士の中山 幹男 氏）
新型コロナウイルスへの効果は
新型のコロナウイルスが、従来のウイルスと同じ構造で”スパイク”を持っているのか、もしくは、同じ構造であれば、コロナウイルスにも同じ効果があるのかは、今はっきりわかっているわけではありませんん。
というのもコロナが流行し始めたのはつい最近だからです。見つかってあっという間に世界中に広まってしまいました。
もっと早くにどこかの国で始まっていたりしたなら、今頃は紅茶の成分の入ったワクチンが作られていたかもしれません。
そういえば、東京都の小池百合子知事は、アールグレイの紅茶が好きだと言っていたので、母が早速買ってうちに送ってきてくれたことがありましたが、小池知事はたいへんながら、紅茶の習慣が功を奏しているのかもしれませんね。
それでは皆様もくれぐれもお大事に。そして、美味しい紅茶を召し上がってくださいね。
