コールスローとその材料であるキャベツは冷凍ができるのでしょうか。
息子に冷凍作り置きのお届けおかずを作って宅配便で送っています。
今回はその3回目、キャベツとコールスローの試食です。
冷凍作り置きで温めるだけのおかず
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今の時期だけ忙しい息子夫婦、4月からしばらく毎週末冷凍のおかず作り置きの上、宅急便で送ることにしました。
最初は冷蔵で送れるかと思ったのですが、安全性が高いのはやはり冷凍の方だとわかり、冷凍での配送を開始。
今日はこの3回目のメニューを試作しながら、冷凍に適したおいしいおかずをお知らせしていきます。
これまでの記事は
冷蔵したおかずは宅急便で送ることができる?
キャベツの冷凍
春にはおいしいコールスロー。
家では毎年作っているもので、普通に作っても冷蔵庫で4、5日は保存可能です。
これが冷凍おかずで送れないかな、というのが今回のテーマです。
レシピの紹介は
関連記事:
コールスローのレシピ 栗原はるみさんの作り方がおいしい
新キャベツのコールスロー ケンタロウさんのレシピ「新キャベツのサラダ」
コールスローは冷凍できる?
コールスローを冷凍で作り置きしたらどうなるのでしょうか。
まずは送る前に調べてみましたら、コールスローは冷凍できないそうです。
コールスローが冷凍できない理由
理由は下の2つです。
- キャベツから水がでて水っぽくなってしまう
- マヨネーズは冷凍すると分離する
キャベツの水気は何とかなりそうですが、マヨネーズの油分と酢が分離するというのは、予想外でした。
結果として、コールスローそのものは冷凍ができないことがわかりました。
キャベツは塩もみで冷凍できる
一方、キャベツは塩もみで冷凍できると本に見かけました。
そのままでもいいと思うし、これをアレンジしてコールスローにできないかなと思ったので、さっそく作ってみました。
キャベツの塩の量の目安
塩の量の目安は、キャベツ100gで塩小さじ1/3~1/2くらいがよいそうです。
これを千切りキャベツに振って軽くまぜ、数分置いた後、手で水気を絞ります。
キャベツの水気はしぼる
冷凍でないコールスローの場合は、リードのペーパータオルやさらしの布巾などに包んで水気を軽く切る程度、と栗原はるみさんがNHKきょうの料理で説明していましたね。
対して、冷凍の場合は、水気はしっかり絞った方がいいです。
前回のほうれん草でも試しましたが、先に絞っておいても解凍した時点でかなり水っぽくなるため、できれば、食べる前に再度水を絞るのがいいと思います。
なので、この時点であまりしっかり絞ってもそれで完全というのではありません。
今回はコールスローが目的なので、さっと茹でたにんじんの千切りとハムを加えました。
にんじん色がきれいに見えるというのが入れた理由です。
塩の他にレモンも加えてみましたが、これはどのみちしぼってしまうので、レモン味を感じるほどにはならないと思います。
キャベツをジップロックで冷凍
この状態でキャベツをジップロックに入れて冷凍します。
取り出した時の様子は上の通りです。
これを自然解凍して試食します。
冷凍後のキャベツの食感は
こちらが上のジップロックから取り出したキャベツ+人参✟ハム。
つまりコールスローのマヨネーズなしの状態です。
キャベツも人参もシャキシャキしていますが、キャベツは水が出てしまった状態で、キャベツの味が増していてちょっと青臭いかなという感じでした。
塩は塩もみの段階で加えてありますので、塩気は元々あります。
さらに レモン汁とコショウを少々入れておきましたので、これだけでも味がついた状態です。
コールスローにしたところ
このまま食べてもまずまずおいしいのですが、コールスローが目的なのでマヨネーズで和えてみたのが、上の写真です。
お皿のままマヨネーズをかけてお箸でちょっと混ぜたという程度ですが、キャベツの青臭さが取れて、とてもいい感じになりました。
冷凍キャベツのコールスローの作り方
冷凍のコールスローをどう作ったかという手順をまとめておきます。
- 最初に塩もみにして水けを絞ったキャベツを作って冷凍しておく
- キャベツにさっと茹でた千切りのにんじんとハムを入れる
- 調味料はコショウとレモン汁少々を加える
- 食べる前にも水気を切る
- ドレッシングやマヨネーズであえる
コールスローの調味料
あえてマヨネーズ味にしなくても、ドレッシングやしょうゆ少々とオリーブオイルなど、卓上で調味するだけでもおいしく頂けます。
市販のコールスロー味のドレッシングだと、ドレッシングの中にもレモン汁は入っているので、最初にレモン汁を入れなくてもいいかもしれません。
コールスロー味はこちらのドレッシングがおいしくて一般的なのでおすすめです。
冷凍キャベツのコールスローの注意点
冷凍の野菜はキャベツに限らず、ほうれん草でもなんでも水っぽくなってしまうというところが問題なので、そこを注意すればそこそこおいしく頂けます。
冷凍キャベツをスープに入れるなど、加熱調理をする場合は気になりません。
一方、生で食べるという場合は、やはり食べる前に水気を絞るのがいいと思います。
ジップロックのまましぼる
ジップロックのふたに隙間を開けて袋のまま手でぎゅっと絞り、ジップロックの隙間から水気を外に出す程度でもいいと思いますので、息子にそのように伝えてみることにしました。
冷凍おかずのおすすめ本
冷凍のおかずの作り置きはちょっとした工夫が必要になるので、一度は本を参考にするのがおすすめです。
定番おかずが工夫して冷凍できるレシピ本のおすすめ本です。
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