床暖房が購入した中古戸建についていることがわかりました。
修理をして使えないかと思ったのですが、業者に聞いたところで無理だということがわかりました。
床暖房の寿命と他にも、「床暖房は入れてはだめ」の理由をお知らせします。
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床暖房がある中古戸建を購入
中古住宅を購入したところ、その家に床暖房があることがわかりました。
新しい家とリフォームについては下から
床暖房があるのは、購入した中古住宅のリビングの床面積の一部、あるいは全部ではないかと思いますが、範囲ははっきりわかっていません。
一部の8畳くらいなのか、あるいは、全体かもしれません。
燃料は灯油で、温水が床下を回るようになる、一般的な床暖房ではないかと思います。
あれば便利だと思ったのですが、いろいろ調べたところ、築26年の家の10年間は使用されなかったということ、動作するかは未確認。メーカーは、既になくなってしまったSANYOサンヨーだということがわかりました。
また、点検を依頼しようかと調べましたが、床暖房の点検ができる会社は限られており、他県にしかないということもわかりました。
床暖房が使われなかった理由は光熱費か
そもそも、なぜ、10年間も使われていなかったのか。
その時点で使えなくなっていたか、あるいは光熱費の節約のためだったかもしれません。
電気はともかく、温水を温めるのには、灯油を使うためです。
床暖房の寿命は10年
その上、もう少し調べたところでは、床暖房の寿命は10年だということがわかりました。
つまり、10年経ったら取り換えをしなければならないのです。
10年経ったら床暖房の床を張り直す必要
その際は、床の下に設置された温水部分を外せばいいのかと思ったら、そうではなく、床ごと撤去をし、床を張り直さなければならないということが分かったのです。
30年位したら、3回床を張り替えないと使えないということです。
また、床暖房に使う床は、熱で反ったり変色したりしないようにするため、丈夫な床材が使われるため、高いということです。
床暖房は交換せず既存の床の上に設置
なので、床暖房を撤去して新しい床を張り直すのではなくて、その際は、既存の床の上に、また新しい床暖房と床を重ねて張る方法が一般的だとリフォーム業者に聞かされました。
結局、それでは床が持ち上がってしまい、壁との間に別な問題が起きる可能性があります。
また、私は天井が低くなるのが好みでないため、床暖房はあきらめることになったのですが、それだけでは済みませんでした。
床暖房の水抜きを依頼しなければならない
現在の床暖房には、水が通ったままになっていて、長い間には、配管の中でそれが腐るなどして問題が起こる可能性があります。
なので、床暖房を使わないとしたときも、そのままにはできず、床下に潜って水抜き作業を依頼しなければならないということでした。
その作業は欠かせないので、依頼することとなりました。
費用は今のところ見積もり中ですが、後程いくらくらいであったかをお知らせします。
床暖房は高額のメンテナンスが必要
総じて、これらのことを考え合わせると、床暖房を入れた場合は、10年ごとに床を取り替える、または既存の床の上に設置することとなります。
また、それ以外にも、常時、点検などが必要だということでした。
床暖房は入れてはいけないの結論
床暖房はそもそも入れる時は、高額ですので、10年ごとに入れ替えられる費用が見込めるお宅でないと、長期の設置や適正なメンテナンスはできなくなる可能性があります。
今回は撤去だけでも、水抜きと、それから、外の大きな鉄製の灯油缶の廃棄を依頼することとなりました。
便利で魅力的な床暖房ですが、もし、私が、新築で家を建てるとして、床暖を入れるかどうかとしたら、これらの情報を得た後では、設置はしないと思います。
皆さまも、床暖房については十分な情報を得てから、その上で、設置を検討されてください。