しまっておいた服に茶色のシミが!
斑点になっていますが、思い当たることがなく原因不明、カビかしら?
そんな困った経験はありませんか?
茶色の点々にこれを使ったら落ちた! という経験をしたので、ご紹介しますね。
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しまっておいた服に茶色のシミが
茶色いシミを発見したのはこちら、これが問題のシャツです。
ごくごく普通の白いリブのTシャツです。夫のなので男物です。
素材はポリエステルと綿。
襟元をアップにしてみます。
茶色のシミが一面に
点状のかなり細かいシミが散らばっているのがわかります。
よく見るとお腹のあたりにもあり、カビでもなさそうですし、汚れでもなさそうです。
茶色の斑点のシミの原因はカビ?
調べたのですが、それほどはっきりしたものはわからず。
というより、クリーニング屋さんに見せれば判明するかもしれませんが、素人では見比べられるほど、実物を見ていないのでわかりません。
候補として挙げられるものは、
1.カビの一種
2.水に溶けない種類の汚れ
3.水に含まれる錆び
ううむ、これのどれかになりそうですが、一つずつチェックしてみます。
シミ=カビならかび臭いはず
タンスに入れて通気性の悪いままにしておくと、カビが生えることがあるようです。
が、他の色の服には見られないし、この服に関しては、比較的通気の悪くないところにあったものです。
匂いを嗅いでみても、特にカビ臭いこともなさそうです。
もちろんキチンと洗濯済みの上、しまっておいた夏のTシャツなのですが。
水に溶けない種類の汚れが茶色のシミに
カビでない場合は、水に溶けないもの、たとえば、脂分などがついた場合に、最初は色がなくても保管しておく間に変色するということがあるそうです。
夫の服の場合は、一度着たらすぐ洗濯をしていますし、夫は私よりも行儀がいい上、間食もしないので、食べこぼしもあまり見られません。
錆が茶色のシミの原因かも!
もう一つ上げられるシミの原因は、水道水に含まれる鉄錆というものです。
うちの場合は、たぶん原因はこれだと思います。
というのは、建てて30年以上の家なので、水道管に錆が出ているのは間違いない。
普段使っている時は、もちろん錆が見つかるということはないのですが、浴槽の底に茶色の点々とした汚れが見られることがあるのです。
それについては、まぎれもなく錆びだと思います。
なので全部の服につく可能性があるわけですが、その中でも白い服は特に目立ってしまうのでしょうね。
本当は水道管を取り替えればいいわけですが、根本原因はともかく、その前にとにかく服の方を何とかできないかな・・・というわけで、登場したのがこれです。
茶色のシミが取れるハイドロハイター
商品名ハイドロハイター。花王の製品です。
名前を分類名でいうと、”黄変回復用漂白剤”というものです。
ハイドロハイターの商品説明
商品名:ハイドロハイター
黄変回復用漂白剤白物衣料専用
●塩素系漂白剤による一部樹脂加工品の黄変の回復
●鉄分の多い水による黄バミの回復
●洗っても落ちない鉄サビ、赤土の黄色いシミの回復
衣料用の漂白剤というのは他にもありますが、鉄錆びに利くのはこれだけです。
ただし、白い色の衣類にしか使えません。
それから、金属のついたもの、ファスナーのある部分なども、使えません。
液体ではなくて、顆粒と粉の間くらい、さらさらしたもので、扱いやすいです。
価格は、200円~250円位の間で、洗剤コーナーなどに販売されています。
ハイドロハイターの使い方
使い方は40度のお湯1Lにつき、5g(キャップ約半分)のハイドロハイターを、バケツなどによく溶かして、衣類を浸します。
時間は容器の裏のラベルに、『30分(2時間以内)ぐらい』と書かれているので、あまり長い時間は浸さないで、様子を見て引き上げた方がいいようです。
そのあとは、よくすすいで陰干しをします。
結果は…茶色のシミが」目立たなくなった
上のシャツはどうなったかというと、ハイドロハイターに浸した結果、この通り、白くなりました。
40分位しか浸さなかったので、よくよく見れば、茶色のシミは残ってはいますが、かなり目立たなくなったので、普段着ならこれで十分着られると思います。
浴槽にハイドロハイターの裏ワザ
実は、ハイドロハイターが家になぜあったかというと、これは元々浴槽のシミを落とすために買いました。
ハイドロハイターを高濃度で水に溶きます。天ぷら粉を水で溶いた時のような濃度です。
それを浴槽の、錆のシミのところに塗ります。
少し時間を置いて、落ちていればそれでよし。
だったのですが、小さいシミでできたばかりのものに関しては落ちたのですが、やはり、時間が経ってしまったものは、思ったようには落ちませんでした。
この製品の正規の使い方ではないので、浴槽の錆に関しては大々的におすすめはできませんが、どうしてもというときには試す価値はあるかもしれません。
いずれにしても、ハイドロハイターは衣服用であり、衣服に関しては十分に効果がありますので、もし困ることがあったら、ハイドロハイターをお試しくださいね。