マイボーム腺梗塞になってしまったようで、2つの眼科にかかっています。
最初の眼科ではたいへん効果のある治療を体験、次の眼科では綿棒で自分でマイボーム線の入り口部分の手入れをする方法を教わったら、脂が取れることを実感しました。
マイボーム腺梗塞の自分でできる治し方と、いちばん効果の高い綿棒での洗浄方法をお知らせします。
マイボーム腺梗塞の治し方
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眼科を受診して、不調の原因にドライアイ傾向とマイボーム腺機能梗塞があるようだということがわかりました。
眼科でも治療はしてもらっていますが、毎日通うわけにもいかないので、自分でできる方法、試してみた方法、効果があった方法を記します。
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マイボーム腺梗塞の眼科でやってもらった治療
眼科で治療したもらってもっとも効果があったのは、注射針を使った切開です。
目薬の麻酔を行って、清潔な注射針で少し切開したのちに、専用のピンセットで押しだすときれいに取れます。(出典:https://www.mitani-eye.com/meibomian.html)
私のいった眼科ではピンセットで押し出すことはしませんで、針でつついただけでしたが、これはたいへんよく効き目が実感できました。
マイボーム腺梗塞でものもらい?
その際先生は、
脂が詰まっているとものもらいになっちゃうよ
と言いました。
麦粒腫、または霰粒腫という病名で、詰まった部分が炎症を起こしてしまうと、ものもらいになってしまうということだと思います。
実際一か所痛いところがあるので、やはり詰まっているのかなという感じでした。
マイボーム腺の治療は眼科によって違う
ただし、上記の処置の後1週間くらい経つと、また同じ目の自覚症状が現れるようになってしまいました。
次に行った近くの眼科では、切開はしてくれなかったので、お医者さんによるのだと思います。
ちなみに、あとのお医者さんはマイボーム腺に関する診断はありませんでした。
要は、「どこも大して悪くない」という説明で点眼薬をくれるのが主な治療でした。
ただし、こちらの眼科では、綿棒を使ってまぶたの縁を掃除する方法を教わりました。
それを含めて自分でできるマイボーム腺梗塞の対策をできるだけしてみることにしました。
自分でできるマイボーム腺梗塞の対策
自分でできるマイボーム腺梗塞の対策は下の4つです。
- マイボーム腺周辺の洗浄
- 目を温める温罨法
- 目の周りのマッサージ
- 自分で押し出す方法
マイボーム腺周辺の洗浄
2度目に行った眼科では、綿棒を使ってまぶたの縁を掃除する方法を教わりました。
綿棒を水で濡らして眼のふちをこするというものです。
先生が言うに
豆腐の表面をこするような力加減でやってください
ということでした。
それで実際にその場でやってくれたのですが、これがとてもいい感じでしたので自分でも実際に家でやってみることにしました。
綿棒は柔らかい綿棒を
綿棒にもいろいろな種類がありますが、眼科の綿棒は、市販の綿棒よりも綿が柔らかい感じでした。
硬い綿棒では強すぎると思ったので、薬局で探してみたら、柔らかい綿棒というのがありました。
眼科医は、「ただの水でよい」と言ったので、最初は水でやってみました。
アイシャンプーでマイボーム腺の洗浄
それだけでもさっぱりして気持ちが良かったのですが、アイシャンプーというのがあるので、それを買いました。
やはりアイシャンプーがあった方がいいですね。
目に沁みないベビーシャンプーで洗浄
ただし、上記はすぐになくなってしまうので、ベビーシャンプーでも目に沁みずに使えるそうです。
ベビーシャンプーの効果。
目の周りを石けんで洗うと刺激が強く、目にしみてしまいますが、市販のベビーシャンプーで洗うと調子がいいです!(中略)まつげの生え際あたりをベビーシャンプーで優しくなでるように10回程度クルクルと洗ってみましょう。
メーカーはいろいろあるのですが、目の周囲の洗浄なら、ジョンソンエンドジョンソンが良いという情報がありました。
上記のページでは、薄めるとは書いていませんが、他のページでは100mlに2、3滴の割合で薄めるのがいいそうです。
薄めるのでしたら、詰め替え用のままでも。
マイボーム腺の油を自分で綿棒で押し出す
自分でマイボーム腺の油を押し出すという方法もYoutubeにはありました。
ただ、この動画を掲載している先生は、コメント欄で「私も自分ではできません」と書いています。
下瞼は何とかできそうですが、上に関しては自分ではちょっと無理そうです。
マイボーム腺の油を自分でピンセットで押し出す
アマゾンでは専用のピンセットが売っています。
私も以前眼科でやってもらったことはありませすが、とても自分では無理だと思います。
危険なので眼科に行く方がいいです。
目を温める温罨法
ホットタオルを目にのせて10分くらい目を温めるという方法です。
原始的ですが、これが一番効果があったという人もいますし、簡単なのでこちらも試してみました。
朝晩2回でいいそうです。
マイボーム腺梗塞
マイボーム腺の機能が低下すると、分泌管の中に白色の油の固まりが生じます。
その油分が固まってしまった症状をマイボーム腺梗塞といいます。
また、梗塞ではなくても、マイボーム腺に何らかの異常が起きている状態が「マイボーム腺機能異常」という状態です。
マイボーム腺の場所
マイボーム腺は、睫毛の生え際の内側に並んでいる、涙の蒸発を防ぐ為に油分を分泌し涙の成分に油分を加える器官のことです。
まつ毛のちょっと内側の目の縁の部分に、小さな穴のある部分です。
拡大しないとはっきりとは見えませんが、かなり眼のふちに近い部分です。
マイボーム腺梗塞の症状
私が目に以上を感じたのは、7月末のことです。
最初は、右目の下側のまぶたの裏に筋が入っているような、つまり、結膜炎ではないかと思いました。
その頃になると目の中にまつ毛が入って取れないということが数日おきに起こっていました。
今までもまつ毛が抜けて目に入ることはあったが、なぜかそれを頻繁に感じるようになったのと、まつげがいつまでも取れないという状態です。
マイボーム腺の痛み?
次に右目の下まぶたの右端の方に、ものもらいの最初のような軽い痛みを感じたため、市販の点眼薬、目薬を買いました。
それを使って4、5日経ってもよくならないので、とうとう眼科に行ったというのが最初です。
マイボーム腺の他の症状
症状が進むと、目というより額や頬など顔がかゆいという症状を感じることになりました。
最初は肌の乾燥だと思い、化粧水を日に何度か使うようになりましたが、おそらく顔ではなくて目の異常であったと思わっれます。
後はごろごろするとか、目が疲れるといった症状です。
なんというか、はっきりしたこれという症状はないのですが、始終目が気になるのは違いありません。
なかなかつらい症状ではあります。
マイボーム腺梗塞の治療
最初の眼科では、ドライアイと目の油不足と説明がありました。
そして、針で目の縁をつつくという治療を受けましたが、たぶんマイボーム腺に出口を作ってくれたのだと思います。
自分ではよくわからないのですが、これで脂の流れが良くなって、つまっているほどではないものの停滞していた脂が外に出たのではないかと思われます。
結果としてこれが劇的に効き、帰りの車の運転では、目もとても楽になり、気分も爽快になりました。
目薬はあまり効果なし
ただし、その後は他に抗炎症の目薬を処方してもらっても、目の違和感は続きました。
最初の眼科は遠かったのでもっと近くの眼科に行ってみようと思ってそこで転院をしたのです。
なんとなく次の眼科でも、上記の治療をしてくれると期待していたのですが、残念なことにそれはやってもらえませんでした。
ドライアイ用のジクアスの効き目
同じ抗炎症の目薬と、ドライアイ用の点眼薬をもらいました。
ジクアスという目薬は差した直後は目が潤う感じがあって、大変気持ちの良いものでした。
ただし、ドライアイそのものと、マイボーム腺のつまりは違うので、それで治るということはないと思います。
マイボーム腺梗塞の原因はエアコン?
私の場合、ドライアイの傾向も指摘されましたが、だとすると原因はエアコンだと思います。
元々エアコンは嫌いなのでなるべくつけないのですが、今年の夏は気温が34度を超えることが多く、やむなく毎日つけるようになりまrした。
おそらくエアコンの風、それと、家族が一日中寝るときもつけている扇風機の風が原因ではないかと思います。
ドライアイの原因
あとは、やはりパソコンで仕事をしている時間が長いこと。
それと、休憩にテレビを見ていることが多いので、その時間が長いと目が乾いて疲れたなという感じになります。
あまり長い間、何かを注意して見ているという状態は、おそらくまばたきが減って涙の量も減少しているのではないかと思われます。
加齢でマイボーム腺機能異常
また、年齢が上がるとマイボーム腺機能異常が起きるともいわれています。
こちらに関しては何ともしようがないですが、とにかく毎年夏に目の調子が悪いなというのはエアコンをはじめ季節的な要因が関係していると思われます。
マイボーム腺梗塞治し方まとめ
慣れてくればマイボーム腺の油は何となくこの部分かなというのがわかるようになります。
脂が外に出ている状態ならば、綿棒で取り除ける気はしますが、中に入っている状態であれば、自分で押し出すことは難しいと思います。
確かにネットの動画で方法は出ているものもありますが、眼科の先生が、患者さんに行っているところの動画で、先生が「自分ではできません」と言っていますので、同じようにできるというのは違うようです。
マッサージの動画でも出ていますが、まぶたの皮をつまむのは簡単ですが、まぶた全体をつかむのも難しいので無理にやらない方がいいと思います。
詰まってしまっているものに関しては、やはり眼科に行って取り除いてもらいましょう。
ただし、眼科によっては、目薬だけで処置はしてくれない場合もありますので、自分に合う治療をしてくれるところを探してみてください。