メープルシロップの代用品になるものを見つけました。なんと、きび砂糖で簡単に手作りできるんですね!
これがあればメープルシロップがなくても、ホットケーキが楽しめます。
きび砂糖シロップの分量と作り方をお知らせします。
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ホットケーキは日本オリジナル⁉
ホットケーキは、手近にある材料で作れてとても美味しいものです。
おやつにも軽食にも、おかずを考えれば食事にもなりますね。
ホットケーキは日本の言葉
さらにいえば、ホットケーキというのは、これは日本語の造語、あるいは商品名であるらしく、英語ではパンケーキというのは普通なのだそうです。
日本のミックス粉のせいでしょうか、ホットケーキはぶ厚いもので、パンケーキは薄いものというイメージがありますが、ふっくらしたホットケーキは、これも日本独特のものであるのかもしれません。
外国ではケーキ cake ケイクというものが、そもそもふわふわした柔らかいスポンジを指すのではなくて、お菓子全般を指すようです。
友人が日本の雛あられを説明するのにも、cakeという言葉で伝えていたのを思い出します。
メープルシロップはかえでの樹液
一方、ホットケーキに欠かせないのがメープルシロップです。
はちみつほど濃度がなくて、淡い甘さ、そしてメープルシロップの何とも言えない風味があってとても好きなんですが、何しろ値段が高いのが玉に傷ですね。
メープルシロップはカエデの樹木から出る樹液を煮詰めたもので、本当に天然の貴重なものなんですね。
ローラ・インガルス・ワイルダーの「大草原の小さな森」では、木の幹に小さなバケツをくくりつけて、樹液がそこに集まる様子がさし絵で描かれていました。
集めるのにもすごく時間がかかるようです。
メープルシロップの代用品
あくまで天然ものなので、価格が高くなってしまうのも致し方ないのですが、何かメープルシロップの代用品はないかな、と探してみたら、料理研究家の脇雅世さんが、ホットケーキのレシピと共にに朝日新聞に紹介してくれていました。
それを見たら、えっ、こんなのでできちゃうの とびっくりでした。
だって材料は、きび砂糖と水を煮詰めるだけなんですよ。
分量は、
■手作りホット―ケーキシロップ
きび砂糖 75g
水 50g
これらを鍋に入れて煮詰めるだけという拍子抜けするくらい簡単なものでした。
使ったのはこちらのきび砂糖。
今回は、きび砂糖30g、水20gで少量で試してみました。
鍋に入れて要は水と溶かすだけでいいのですが、もう少し濃度が欲しいなという時は、水あめを少量だけ加えてもいいと思います。
出来上がったメープルシロップはと言うと、結構、濃い色となりました。
少量ですが瓶に入れてみましたよ。濃度がそれほど高くないので、一週間ぐらいの間に食べるのがベストでしょうか。
脇雅代さんのホットケーキのレシピ
脇雅代さんのホットケーキのレシピも下に書いておきますね。
こちらも新聞に掲載されていました。
■脇雅代さんのホットケーキのレシピ
材料と作り方(約6枚分)
薄力粉……200g
砂糖……20g
ベーキングパウダー……小さじ1.5
塩……1つまみ
卵……1個
サラダ油……大さじ2
牛乳……190cc
バニラオイル少々
バターを使わずサラダ油のレシピ
材料のうち、サラダ油大さじ2というのは、ホットケーキを焼くときにフライパンにひくものではなくて、小麦粉と卵その他の材料を混ぜる時に、生地に加えるものです。
小嶋ルミさんのレシピだとこれがバターとなっているのですが、溶かしバターを用意するのも面倒なので、こちらもサラダオイルで代用できるということですね。
少量だけ作る時は、この方が断然早そうでし、ダイエット中ならさらに量を加減できますね。
それでは、みなさんも美味しいホットケーキをお楽しみください。