ひじきのパスタというのが、きょうの料理に合ったので、作ってみました。
乾燥ひじきなら材料常備でいつでも作れるし、ヘルシーでおいしい!
ひじきのパスタをご紹介します。
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ひじきのパスタ
こちらがそのひじきのパスタです。
作ってみたら、今までなぜ作らなかったんだろう、って不思議に思うくらい、懐かしい味わいです。
使用したひじきは、芽ひじきではなくて、長ひじきと呼ばれるものです。
パスタは5mmの細い方のパスタなので、ほぼひじきと同じくらいか、ひじきの方が太いくらいかな。
長ひじきと芽ひじきの違い
いつも、ひじきの煮物というと、たぶん、芽ひじきの方ですね。
これこれ、もっと細かいひじきです。
これは、芽ひじきというものですね。
芽ひじきと長ひじきの違い
ひじきのパスタのレシピでは、長ひじきが使われていたので、乾物の長ひじきを買ってきました。
こんな感じのですね。ぷちぷちではなくて、くるくるといった感じのひじきです。
こちらは、ひじきの茎の部分なのだそうでで、ひじきの葉の部分である芽ひじきに比べるとしっかりした歯ごたえがありますが、硬いというほどではありません。
ひじきの栄養価
またひじきの栄養価についていうと、干しひじきは生よりも栄養価が高く、カルシウムが牛乳の約12倍、食物繊維がごぼうの7倍、マグネシウムがアーモンドの2倍も含まれているそうです。
長ひじきを”戻す”のではなく水で”洗う”
NHKきょうの料理では、谷昇先生の「ひじきのペペロンチーノ」として紹介されていて、イカ墨スパゲティかと勘違いするくらいもっとたくさん入っていましたが、お好みの量でいいと思います。
ひじきは水でしんなりするまで、水を変えながら洗うのがよいそうです。
テキストでは、「戻す」のではなくて 「洗う」でよいとのことでしたが、私は30分以上水につけてしまいました。
時間が長いのは、単に忙しくて忘れただけですが、袋に書いてある説明だと水につけて戻すときは、30分くらいだそうですので、時間はオーバーしない方がいいですね。
もともとひじきは淡水にあるものではないし、谷昇先生の作り方だと、戻さないで”洗う”なんですよ。
しんなりするまで洗って、水気を切っておくと、その間に給水して勝手に戻るのでしょうね。
その程度の戻し方の方が、風味が残っておいしいということなのです。
谷昇先生は、フレンチの先生で有名な方です。
パスタの太さ
そのあと、パスタをゆでる。
レシピでは1.7mmなんですが、私は1.5㎜を愛用しています。
なぜかというと、ゆで時間が5分で早いから。
もっとも、この細さの場合は、オイル系のパスタにかぎるような気がしますね。
ナポリタンとか、ミートソースとか、そしてがっつり食べたいという時は、1.7mmの方がよさそうですね。
ひじきのパスタ 材料と作り方
■ひじきのパスタ 材料
長ひじき 適宜
スパゲッティ 160gくらい 2人分
赤唐辛子 適宜
ニンニク 少々 お好みで
粉チーズ・塩・オリーブ油
ひじきのパスタ作り方
1.フライパンにオリーブ油大さじ2、とうがらしとにんにくを入れて弱火で熱し、とうがらしの色が変わったら火を止めてにんにくを入れる。
2.にんにくが色づき始めたらひじきを入れて、油を絡ませながら炒める。
3.パスタを水を切り過ぎないように加えて、油とゆで汁がなじむように手早く炒め、ソースが絡んだら盛り付ける
元のレシピには、野菜は入りませんが、私は、長ネギとピーマン、合いびき肉少々を加えたのも作ってみました。
作り方を見ていてポイントだなと思うのは、とうがらしの辛みと風味をオイルによく移すこと。
肉類が入らないので、かなり淡泊なんですよね。なので、パンチのある辛さがあった方がいい。
もっとも、うちは夫が辛い物が食べられないし、昼なのでニンニクも控えめにして、私だけタバスコを振って食べました。
粉チーズは、おいしいというより、あまり入れるとひじきの味が引き立たないため、控えめに使った方がよさそうです。
お好みでお試しくださいね。
ひじきは水溶性食物繊維が豊富
最近夫は、”水溶性食物繊維”というのにこだわっています。
要はおなかの調子をよくするというものですが、海藻と果物が、水溶性食物繊維を多く食品だということなんですね。
それで、ひじきのパスタはとても喜んで食べてくれました。
夫のおかげで、私もヘルシーなものばかり食べています。いいような悪いようなですが。
それでは皆様もおいしく召し上がれ!