マーマレードを手作りしたら、とてもおいしくできて、感激!
文旦という夏みかんに似た果物を母からいただきいたからなんですが、使うのは皮だけなので、たくさん作れます。
文旦、夏みかんのマーマーレード、ジャムの作り方をお知らせします。
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文旦 酸っぱくなくてさわやかな夏みかん
文旦というのはこんなミカンです。
四国産の夏ミカンのようなものらしいですね。色はグレープフルーツに似ていて、レモンのような薄い色。
ワタの白い部分は取り除く
ただし皮は普通の夏みかんの1.5倍ぐらいはあり、白いワタと呼ばれる部分が多いので、そこは取り除いて使います。
なお、夏みかんによっては、いちばん表の橙色の濃い部分、私はここもリンゴの皮をむくように剥いて、外皮は捨てることがあります。
種類によっては、皮の固いものがあるんですね。
で、今日の文旦については、白いワタのみを取り除いて、表皮はそのままで十分大丈夫でした。
ママレードを作るのが最初の方の場合は、まずは少量で試すのがいいと思います。
もし、皮を入れてしまって、固かった場合でも、お菓子などに使えると思います。
ジャムの中でもママレードはおすすめ
果物がたくさんあるときはなんでも、砂糖を加えて煮れば、ジャムになります。
ママレードは下ごしらえが大変な方ですが、買ったものに比べると、風味が抜群に良いのでおすすめです。
文旦のママレードジャムの作り方
材料
・文旦 ……2個 (やや大きめの瓶1個分)
果汁は、1/4~1/2個を使う
・グラニュー糖……皮の正味量の60%くらい
・レモン汁……大さじ1/2~1
1.文旦の皮をむいて、6等分くらいに切って種を除き、果汁を1/4~1/2個分程度絞ってボウルに入れる。果汁はなくても良い。
皮と絞りかすの重さを計り、重さの60~100%の砂糖を用意する。できれば、グラニュー糖の方が、おいしくできる。
2.鍋に皮を入れ、たっぷりの水を入れて火にかける。たっぷりのお湯で茹でこぼす。
茹でこぼすとは?
3.再度水と皮を入れて火にかけ、煮立ったら火を弱め、十分に柔らかくなるまで30分~60分ゆでる。
私は圧力鍋を使うので、数分位。
煮えたら、ざるに上げて自然に水気をきり、包丁で細かく刻む。
3.ホーローやフッ素樹脂加工の鍋に皮と砂糖、レモン汁、果汁を入れて火にかける。圧力鍋があると早い。
煮立ったら中火~弱火にし、こげないように時々混ぜながら20~25分ほど煮詰める。
木べらですくってタラっと落ちる程度の濃度とつやが出たらできあがり。
あれば、ペクチンを加えると早く固まりやすい。
4.熱いうちに熱湯に浸したり、熱湯で瓶ごと数分煮て消毒した、清潔な保存瓶に入れ、冷蔵庫に入れ、2~3ヶ月のうちに食べきる。
※常温で保存したい時は、熱いうちにふたをして瓶を逆さにして冷ませば、約1ヶ月、さらに脱気処理すれば約3ヶ月はもつ。
ペクチンとは?
ペクチンの使い方については下の記事に
マーマレードのとろみがつかない場合はペクチンを使えば簡単!
皮はいつ刻む?
皮は最初に千切りに刻んでから湯がいても、茹でてから刻んでもどちらでもいいです。
量が少ないときは、最初に刻んだ方が、アクや苦みが早く抜けます。
しかし、量が多いときは、刻むのが結構大変なので、皮を茹でて柔らかくしてから、あとで刻む方がおすすめです。
フードプロセッサーを使ってもいいのですが、手で刻んだ方が、見た目がきれいです。
あとは、圧力鍋があると、なんでも時短で済みますので、ひとつあると重宝します。
というより自分の場合は、ないと料理ができません。
下は「高圧鍋」で、安価なので、おすすめです。高圧鍋の方が、さらに時間が短いです。
作り終えて
ママレードはおいしいので、ぜひお試しくださいね。
ピールの作り方もあとでアップします。
それでは、皆様もおいしく召し上がれ!