DVの夫は姑の兄嫁へのモラハラを見て育ち加害者となった

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DVの夫は姑の兄嫁へのモラハラを見て育ち加害者となった

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こんにちは。なな子です。
今朝のあさイチではDVについて取り上げられたそうです。
少し前のツイッターでの#MeTooもそう、性被害、そしてDVとジェンダーにスポットが当たり、さまざまに議論されながら、男女両方の知見が高められるのは良い風潮だと思っています。

私は夫のDVで調停離婚をしました。暴力ではなくて精神的DVです。

精神的というのは軽いように見えますが、PTSDかな、と思うことが今でもあります。
気持ちを落ち着けて、DVの人がどんな人かを考えてみたいと思います。

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DVの夫は一見やさしい穏やかな人だった

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夫がどんな人だったかというと、ごく普通の人です。
男性としては、おとなしい方、性質も穏やかな方だったと思います。

どこに行っても人辺りよく、にこやかに話ができました。
夫の家族の評価も、「○○はやさしい」というものでした。

ただ、考え方として、夫は明らかに人とは違う面があったと思います。
何の問題もなく過ごしているときは、それは現れてはきませんでした。

結婚前に、これからの住まいを探すにあたって、対応に当たった不動産屋さんから、

「これまで長年不動産屋をしていたが、あんな人は見たことがない」

と言われてびっくりしたことを思い出します。
間に入った知り合いが、あらためてその不動産屋さんに聞いてくれたのですが、話が濁されてはっきりしないままでした。

今にして思えば、シチュエーションや関係性が違う場面では、同じパーソナリティーが保てない人だったのだと思います。

自分の立場によって性格が変わる

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私は夫とは言い争いや喧嘩をしたことは、まずありませんでした。不思議なようですが、いわゆる仲が悪かったなどではないのです。

夫は会社で年少であったときは、皆の言うことを良く聞きながら、穏やかに協調性を持って仕事ができました。

しかし、自分が、会社を独立して社長となり、人よりも立場が上になった時に、人格の弱さ、即ちDVであることが露呈することとなりました。

DVの人というのは、人間に上下があると思っているのです。たとえば、犬の集団でのヒエラルキーとよく似ています。

相手が社長だとか、自分より上の立場の場合は、相手の言うことを絶対的によく聞き、関係は良好に保たれます。

しかし、自分の立場が上だということになると、夫が下の人間とみなす人、例えば、会社で使っている社員が、社長である夫と気の利いた雑談をしないという理由だけで、相手を虐め、結局その社員は会社を辞めていきました。

あるいは、別の部下が、その部下に自宅を事務所として借りて居たのですが、部下が事務所のコーヒーを飲んだということから大喧嘩になりました。

その相手は、前の会社で夫より年上でしたが、今度は夫が職務上の立場が上になったということで、相手が勝手をすることを許さなかったということなのです。

 会社の人間関係のストレスからDVに

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そして、その頃から、夫の家庭での言動もおかしくなっていきました。

「今日から車に乗ってはいけないから鍵を返せ」とか、パソコンの電源コードを朝抜いてパソコンが使えないようにしてから出かけて行ったりしました。

あるいは、会社の会計と同じように、家計の管理をし、帳簿のように家計簿をチェックして、余ったお金を戻すように言ったり、あるいは、お金がないわけでもないのに、私の親名義のお金からお金を借りたいといって、私が負担したこともあります。

冷やご飯と新しいご飯なら、どちらを先に出せとか出すなとか、とにかく内容よりも指示を出すということ、相手が従うということが、すべてのようでした。

そのうち、私が帰宅しても家の鍵をかけて家に入れないという、相手を困らせるコントロールを楽しむようになり、私はとうとう家に入れず、実家に留まったのが別居のはじまりでした。

DVの人はそれまでの家族関係に日常的なDVがある

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私の知るDVの人は、親を含め、必ず家族の中にも同じような性向の人が居ます。
そして、それを他の家族成員が助けてしまっている、一種の共依存ですが、それを当たり前のようにして育ってしまっています。

なので、夫は自分がそのようにふるまうことが普通だと思っていたのでしょう。

夫は、兄が2人、姉が1人の4人兄弟の末っ子でした。長兄と次兄は、元々、弟から見て絶対の立場でもあったようです。

夫が中学生の時に、兄がお嫁さんをもらって、同居を始めました。すると、姑が嫁に対して様々な嫁いびり、いじめを行うようになりました。

内容はささいなことで、サンダルを脱いだまま揃えていない、沢庵の切り方が厚いのは、田舎育ちだからだ、というようなものでした。

兄嫁の家は農家で、婚家よりは奥地にあり、それだけで見下げられていました。
兄嫁は「台所に水を飲みに行きたくても、お母さんが居ると思うと、怖くて行けなかった」と言ったことがあります。

姑は、自分の○○家は良い家で、嫁の家も他の家も他の人も劣っていると思うのが好きでした。私が眼鏡をかけていると知ると、「うちにはそんな人はいないから」と言われたこともあります。

世の中には眼鏡をかけている人はたくさんいますが、その位常識を外れているわけです。逆らうと大騒ぎになるので、誰も逆らわずに暮らしていたのです。

そして、その家で中学生から、母親と嫁のいざこざをずっと見てきた夫は、たぶん性格的にも元々が母親に似ていたところもあったのでしょう。

そしてさらに、そのような争いを見聞きして育った生活状況で影響を受けたところがあったのだろうと思います。

被害者に落ち度があるのではない

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今思い出すと、幾らか残念な気もします。
しかし、あの人がDVでなかったら、と思うのは間違いです。

DVである、そのことも含めて、その人の総体だからです。部分的にやさしいことは、何の
長所でもありません。

DVの恐れのある人とは関わらないこと、そして一見、普通の家、普通の人に見えても、やはり注意深くならなければと、今にして思います。

さらには、私のように、自分の育った家が機能不全家族であり、両親に問題があり、それゆえに一面で自己評価が低いという人は、もっと慎重でなければなりません。

夫婦や家族の間で協調性はだいじですが、相手の言うことを聞かなくては生活が成り立たない、という時は、何かがおかしいのです。

けっして逆に被害者がおかしかったり、被害者自身の我慢が足りなかったりするのではないのです。

夫と妻のはずが加害者と被害者になってはいないか

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あなたにそれを強いているのは誰なのかを、考えてみてください。

家の中でこわくて相手と顔を合わせられない、そんな家があるでしょうか。
そんな家族と居て、あなたは楽しいですか。

そもそも、それを家族と呼ぶべきなのでしょうか。
残念ながら、それは加害者と被害者が一緒に住んでいるというだけです。

それは本来の「結婚」とは違ってしまっています。

そうなったら、すぐにそのような家族関係はやめるべきです。やめていいのです。

解き放たれるこころ

 

離婚は時に経済的な損失を伴います。

ひとりぼっちになることや、子供のことも心配かもしれません。

しかし、関係を維持する犠牲の方が、関係を止める損失よりも、はるかに大きく取り返しのつかないものです。

もし、あなたがつらい思いをしているのなら、それを誰かに話してみませんか?

受け止めてくれる人はいつでもいます。怖がらないで。それに誰も笑ったりはしません。

日々の暮らしがつらいな、と思った時は、

「私、今こんなことで困っているの」

そう、誰かに話すことから始めてください。




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