母と叔母との相続の調停を越えて残った叔母との絆

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母と叔母との相続の調停を越えて残った叔母との絆

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昨日は叔母が遊びに来てくれました。こちらの家に来るのは、これで2度目になります。
実家に一人で暮らしていた頃は、同じ団地の徒歩数分の家に叔母も居て、ずっと行き来をしていました。

 

 

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今の家に暮らしてから、慣れない暮らしと夫の家族の介護とで、忙し過ぎる日が続きました。ある日思い立って電話をしたのは叔父が孤独死をした時でした。私の母の弟、叔母の兄になります。

それで連絡を取ったあと、久しぶりに叔母の家に遊びに行きました。何年も間が空いてしまったにもかかわらず、それまでとちっとも変わりありませんでした。

それからしばらくして、私が急に入院して手術を受けることになりました。
偶然にも叔母と同じ病気でした。叔母は病気のことをいろいろ教えてくれました。

手術の時はつき合いの薄い私の母には知らせず、夫と叔母に立ち合いを頼みました。
そうしたら叔母は毎日お見舞いに来てくれました。

実は母と叔母とは、祖父の死後、相続の争いで調停になったので、その後、つき合いはまったくありません。

私だけが母と叔母の調停が済んだ後、また家を訪ねに行きました。

叔母は私の古い実家から5分の家の、道路に面した窓辺に座っていました。私は道路から手を振ったら、叔母が気が付きました。

そしてわだかまりなく、今まで行き来を続けています。

叔母はせっかく私の母、姉の近くがいいと言って、そこに住んだのに、なぜ私の母は、そういう妹を可愛いと思えなかったのか、不思議に思うことがあります。

手術の前に、万が一のことがあるかもしれないので、叔母に今までのお礼を言いました。
子どものときからずっと、私の知らない頃から、叔母は私のことを知っています。
それは母の他には叔母しかいないのです。

叔母が持ってきてくれた手作りのバッグです。

この次会う時までに、叔母はこのバッグに合うウッドビーズのストラップを作ってくれると言いました。

そして私の手を握ってから、電車に乗って帰っていきました。




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