渡良瀬遊水地に行ってきました。
広大で緑がきれいな、とても良いところでしたが、あまりに広すぎて、広い景色を見渡せるところがどこなのかが、ほとんどわからなかったのです。
事前の知識が必要な渡良瀬遊水地の見どころと、撮影ポイントについてお知らせします。
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渡良瀬遊水地について
渡良瀬遊水地について知ったのは、JAFの月刊冊子にある写真に心を惹かれたからでした。
緑一面の景色が載っていて、そのきれいな眺めに何としても行ってみたいと思ったのです。
渡良瀬遊水地は、総面積は、約33平方キロメートルで、日本最大の遊水地、ラムサール条約を締結しています。
ほとんどのところが、原野のような自然を保っているところに魅力があります。
遊水池とは
遊水池とは、洪水時の河川の流水を一時的に氾濫させる土地のことだそうで、渡良瀬の場合は、足尾銅山の鉱毒の被害を防ぐために設置されました。
普通の硬い地面ではなくて、大湿地帯そして、大きな湖からなるところですので、鳥や生物は降りることができますが、人が、その中を歩き回るということはできません。
レジャー施設や、サイクリングロードなど、遊水池の沿岸に設置されたところが、人の入れるところということになります。
渡良瀬遊水地に行く前の情報が大切
実際に行ってみて、一番端の皮の部分で景色の良いところであるのはわかったのですが、自分が一体どこにいるのか、そして、どこに行けば、遊水池の景色が見られるのか、ということが、最後まで全くわかりませんでした。
遊水池に行けば、どこからでも写真のような眺めが見られると思っていたら、まったくそうではありませんでした。
実際に行ってみて、思ったよりもはるかに遊水池の全体が広大であることが分かりました。
そして、地図や見取り図もほとんど当てにはならなかったのです。
というのは、遊水池の多くは、堤防に囲まれており、その外側を走っている限り、中がどうなっているのかが、まったくわからない。
そして、駐車場に車を停めても、今度は地形が低すぎて、そこからは、何も見えなかったのです。
渡良瀬遊水地に行く場合には、事前に下調べをしておくことが不可欠です。
渡良瀬遊水地の見どころ
渡良瀬遊水地の見どころ、特に景色を見るためのスポット、ビューポイントや、撮影に適した場所3つあると思います。
- 谷中湖
- 生井桜づつみ公園
- 道の駅かぞわたらせ展望台
谷中湖(渡良瀬遊水地貯水湖)
渡良瀬遊水地の見どころの一つは、谷中湖です。
ここには、サイクリングロードがあり、自転車に乗っている人もたくさんいました。
ただし、広大な貯水池なので、眺めは良いと言えばよいのですが、私の見たい”遊水地らしい景色”は全く見られませんで、徒歩でどこまで歩いて行ってもただ、湖が広がっているだけでした。
ビューポイントは生井桜づつみ公園
後から調べたところ、一番の見どころであり、撮影スポットは生井桜づつみ公園というところでした。
実は、それはJAFの冊子にも載っていたのですが、遊水池に行きさえすれば、この景色が見られるとばかり思っていたので、まったく見落としていたのです。
これから、遊水池に行かれる方は、まず、生井桜づつみ公園に行かれることをおすすめします。
「小山田んぼアート」が見られるのもこの反対側になります。
駐車場は生井桜づつみ堤防上の砂利駐車場があるということです。
渡良瀬遊水地の道の駅展望台
もう一つは、渡良瀬遊水地内にある、道の駅かぞわたらせの展望台です。
実は、道の駅かぞわたらせに実際に立ち寄っていながら、ここも見逃しました。
売店があまりにも小さいので、すぐお店を出てしまったためです。
近くには、群馬、埼玉、栃木の三県境のスポット、サイクリングのレンタサイクル始発所、食堂もありますが、なんといっても貴重なのは展望台です。
他からは遊水池を見渡せる場所はありませんので、ぜひ、かぞわたらせの展望台に上ってみてください。
渡良瀬遊水池の駐車場のある場所
せっかく渡良瀬遊水池に行っていながら、広大な景色に接することがほとんどできませんでした。
駐車場がどこにあるかがわからず、夫が調べたところが、谷中湖のエントランスのみで、そこにたどり着くまでに時間がかかってしまったためです。
なお、谷中湖は、湖の周りには車は入れませんので、そこに車を停めても、湖の真ん中に行くことはできませんし、湖を周遊することもできませんでした。
駐車場は、谷中湖なら、「北エントランス」「中央エントランス」と記されているところにあります。
道の駅のかぞわたらせと、生井桜づつみ公園の堤防の上、それぞれにあります。
下調べをせずに行ったので、景色が楽しめず残念でしたが、上記のビュースポットが判明したので、今度こそ渡良瀬遊水地の緑がきれいな季節のうちに、再度訪れてみたいと思います。