中古の一戸建てを購入、現在はリフォームの見積もりを依頼して話を進めている途中です。
順調に進んでいるとも言えますが、ここへきて、私自身の気が重くなってきてしまいました。
家そのものにも資金にも問題はありませんが、事実婚やステップファミリーにおいて、「家を買う」ことが、そのまま「幸せ」とはならないことに改めて気がついたからです。
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中古の一戸建てを購入
中古の一戸建ての家を買いました。
現在はリフォームの準備中で、ここまでは順調に進んでいると言えます。
昨日リフォーム業者の見積もりが郵送で届いたので、その確認の話をブログに書くつもりでしたが、夫が広げても見る気がしません。
今はカタログで交換する設備類を確認していますが、頭が痛いばかりです。
家購入の資金面は問題なし
そもそも、家を購入するときに一番心配でストレスになるのは、資金面です。
ただし、うちの場合は、資金面にはほとんど問題がありません。
理由は、
- 元々の家の価格が安価であること
- ローンを組まないで現金払いであること
- 今住んでいる家の売却益で半分以下だが相殺できること
- 舅がなくなった時の相続分が当てられること
要するに、今まではなかったと思っているお金を当てるので、出費はリフォーム分くらいになるというのが夫の弁です。
事実婚で資産情報は共有しているが
ちなみに、私は当家の通帳類は預かっていないので、正確なところはよくわからないのです。
預貯金の額は聞いてはいますし、私の預貯金の額も知らせており情報は共有し、一部はお互いに管理もしています。
内縁夫の給与の金額も知らない
夫の給与がいくらなのかは、いまだに聞いていませんし、いつがボーナスかも曖昧です。
というのは、私たちは未入籍の事実婚だからで、従って、家を買ったとしても、夫の資産が直接私の資産とはなりません。
そして、夫が亡くなった場合は、他人名義の家ですので、その家には私は住めないと思います。
まあ、そういう夫婦としてのベースが弱いというより、心理的なベース以外は法律的なつながりはないので、家がどうという以前の問題です。
ステップファミリーでも連れ子との問題はない
ちなみに、うちは、夫の連れ子がいるステップファミリーなのですが、連れ子との間は全く問題がありません。
子どもは私を信頼していますし、私も自分の子どもがいないため、大切に思っています。
また、家を購入しても、連れ子には扶養義務はないので、夫が亡くなった先は私は家をあけ渡して、市営アパートに移ろうと以前から決めています。
仮住まいの家
なので、私にとっては今回の家はあくまで仮住まいでしかなく、しかもこれは夫にとっても同じです。
夫の定年後、5年かまたは10年後には、さらに住み替えを考えていますので、そうなるとまさに仮住まいですね。
先日、ショールームにいって、「5年しか住まないかもしれないが」システムキッチンの相談をもちかけたら、「もったいないです」と言われました。
しかも、85歳の母の住んでいる家が、そこから5分の所にあります。あと数年のうちには空き家ですので、お金を使うまでもなく、そこに住めばよかった。これは私が提案したのですが、なぜかそうなりませんでした。
現在のリフォームと引っ越しの煩雑さには頭を痛めるばかりです。
「家を買う=幸せ」ではない
今になってみると、お金がなくて家が買えないという人であっても、もっと楽しく気楽に過ごしている方はたくさんいるだろうなと思います。
どういうわけか、夫は「家を買う=幸せ」だと思っているようなのですね。
私の両親は離婚をしたため、建てた家に住んだのは、たった7年間だけでした。
しかも、一種の欠陥住宅だったので、住み替えてからは父は常に怒っていましたね。
大切なのは住まいだけではないと思います。もっと大切なこと、頭を悩ませないでも楽しいことが他にもあります。
人生の目的を誤ると、結局は住まい選びにも失敗することになります。
「家を買う=幸せ」ではない。家は単なる買い物にすぎません。
そして、事実婚のカップルやステップファミリーは、ステレオタイプの考えには、最初から当てはまらないことにも気が付きました。
自分にとって、家族にとって何が一番大切なのか、これを機会に考え直していきたいと思っています。