吹き抜けの高い窓につっぱり棒でカフェカーテン風の布の日よけを作りました。
去年は梯子の脚立を使って設置しましたが、危険なので下から持ち上げる方法でできないかやってみました。
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高い窓につっぱり棒の日よけ
うちのリビングの窓の形状がこちらです。
同じ窓が4枚あり、このうちの2枚にDIYの手作りの布で日よけのカーテンを作りました。
日よけのカーテンをDIY
こちらが設置後です。
4枚ある高い窓のうち、中央の2枚に設置しました。
カーテンは生成りの綿の布を窓の大きさに合わせて自分で棒通し部分と周りをミシンで縫ったものです。
直線縫いなので難しくはありません。
※最初にカーテンを設置するまでの前回の記事
高い窓につっぱり棒を設置した方法
去年は梯子の脚立を使って設置しましたが、短い脚立なので夫が天板に立って両手を使う格好になったので見ていても危険でした。
いちばん良いのは、カーテンまたはロールスクリーンを業者に設置してもらう方法です。
はしごや脚立で自分で行う方法は、おすすめできません。
そこで、今回は梯子を使わずに道具を使って、下からつっぱり棒を設置しました。
設置は可能ですが、作業中や設置後の落下その他の危険性については未確認ですので、条件に合う場合だけ利用してみてください。
高い窓につっぱり棒を設置するための道具
高い窓に日よけを設置するための道具としておすすめなのは下の2つです。
- マジックハンド
- 竿上げ棒
どちらも、つっぱり棒の左右両方をつかむ、または乗せるため、同じものが2つ必要となります。
マジックハンド
どちらも先がYの字になっており、マジックハンドは手元のレバーで「つかむ・はなす」の操作ができます。
ほとんどの長さが80センチ長で、ただし、長さが長いものは高価です。
短いマジックハンドもありますが、手元で操作が必要となるため、その場合は、脚立か梯子が必要となると思われます。
竿上げ棒
竿上げ棒は、先がY字になっている形状のただの棒です。
今回使ったのは、竿上げ棒の方ですが、実際にはこれを買わずに、布団叩きに180cmのつっぱり棒をつないだ手作りですべてDIYで行いました。
ただし、自分でつなぐ場合は、なぎ方に不備があると安定せず、つなぐにも時間がかかるため、竿上げ棒は買っても安いので購入することをおすすめします。
アマゾンでいちばん長いのが下の商品です。
高い窓につっぱり棒を設置した方法
高い窓につっぱり棒を設置した方法は、以下の通りです。
- つっぱり棒にカーテンを通す
- つっぱり棒の長さを窓幅に適した長さに調整する
- つっぱり棒の両端を竿上げ棒の先端のY字部分にのせる
- そのまま持ち上げて窓枠に設置する
個々で難しいのが4番目の部分ですが、そこを詳しく説明してみます。
高い窓につっぱり棒を設置するまでの準備
つっぱり棒は通常、取付位置の長さにテンションがかかるように、途中部分を回しながら設置するのが普通です。
ただし、今回は高い窓に2mの長さまで持ち上げるため、途中部分を回す作業ができません。
そのためには、
- つっぱり棒にクッション性のあるものを選ぶ
- つっぱり棒を窓枠よりやや長めにする
- つっぱり棒が回らないように回す部分をテープなどで固定する
ことがまず大切です。
つっぱり棒にクッション性のあるものを選ぶ
つっぱり棒にクッション性のあるものという意味は、押した時に5㎜位沈んで元に戻るようなつっぱり棒を使うということです。
つっぱり棒の中には、メーカーによってそのようにならないものあるようです。
今回はホームセンターのは伸び縮みがなく、100均のはわずかに伸び縮みがみられたのそちらを使いました。
つっぱり棒に窓枠よりやや長めにする
くるくる回して長くしていくということができないので、最初から長めにして、押しながら固定するわけですが、これが大変難しく一度ではできませんでした。
うちの場合は同じ窓が上下にあったので、下の窓でテストができたのでそれが良かったと思います。
窓の幅がまったくわからない場合は、最初にy字の竿上げ棒でつっぱり棒を持ち上げて見て、目算で計るほかないかもしれません。
つっぱり棒の回す部分をテープなどで固定する
設置する時につっぱり棒を押し上げるときに、つっぱり棒の途中の回す部分が若干開店してしまい、揺るくなることがわかりました。
なので、長さが決まったら、テープで固定を行います。絶縁テープや養生テープなどで十分です。
高い窓につっぱり棒を設置するコツ
上記を行って何度かテストを行ったら設置です。
手順は
- 窓枠の上の方の途中につっぱり棒が止まるようにする。つっぱり棒は斜めの状態。
- つっぱり棒がしっかり固定するように左右どちらかを押し上げる
- ゆるくないか確認をする
とりあえずつっぱり棒を固定
竿上げ棒に左右1本ずつつっぱり棒の両端をのせて、窓の内側に持ち上げます。
この時、窓枠よりもつっぱり棒が長くなっているはずなので、そのままでは入りません。
なので、左右どちらか、例えば右が高く、左が斜めになるように持ち上げます。
右側の位置が決まったら、左側を押し上げて、窓の上部の途中に止まるようにします。
ある程度のところで、棒が落ちなくなったら、そこで一度止めます。
この時は、まだ窓のいちばん上までいかなくてもいいです。
つっぱり棒を押し上げながらさらに固定
その後は窓枠よりも長い棒を無理に入れる感じで、右をそのまま支えるようにしながら斜めになっている下の方の左側を力を込めて押し上げます。
ゆるさを確認
両方をy字の先でゆるくないか、十分つっぱっているかを確認します。
もし、ゆるい時は落下の可能性があって危険なので、下ろして再度やり直します。
まとめ
竿上げ棒は軽いようですが、片手に一本ずつだとかなり大変なので、2人で作業することをおすすめします。
また、作業中にうちの場合は一度も落下はしませんでしたが、落下に供えて、周囲を片付けるといいかもしれません。
脚立に上るよりは危険性が少ないですが、危ないことには変わりありません。
また、同じ高いところでも高さの違いや窓枠の違いで、どれも同じようにできるとは限りません。
なので、最初によく確認をして、決して無理をせず業者さんに依頼して設置してもらうのがいいと思います。
特につっぱり棒のロールスクリーンは安価ですので、こちらを購入の上業者さんに設置してもらうのがいちばん良いでしょう。