フィナンシェを卵白1個分で作れるレシピを見つけました。
卵黄だけを使うお菓子が多いので、卵白が余ることがありますね。
トライフルにカスタードクリームを作ったあとに余った卵白でフィナンシェを作ったら、夫が大喜びで一度に3つも食べてしまいました。
卵白1個できっちり作れるレシピです。
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フィナンシェのレシピと作り方
フィナンシェは買うと案外高いお菓子なのですが、ごくごく簡単に作れます。
フィナンシェの材料は、卵の卵白だけを使うというもの。
今回のレシピは、卵白1個分から作れますので、卵黄を使うお菓子、アイスクリームや、プリンの一部、それからカスタードクリームを作るときに余った卵白を冷凍しておくと、いつでも思い立った時に作れますね。
ノワゼットという焦がしバターで、その通りバターを加熱して焦がしたものを使うのですが、ポイントはそのバターを焦がし過ぎないようにするということだけです。
コツも書きますので、ご覧くださいね。
それから、フィナンシェ型が無くても作れます。
フィナンシェの材料
■フィナンシェ プリン型4~5個分
卵白……1個分
砂糖……25g
薄力粉……16g
アーモンドパウダー……16g
バター……30g
フィナンシェ作り方
1.卵白にを解きほぐし砂糖を加えて混ぜます。
2.粉類(ここではココアを加えてあります)をいれて混ぜます。
3.焦がしバターを作る前に、まず、フライパンに水を入れたものを脇に置いてください。バターの焦げ過ぎを防ぐ準備です。
それから、茶こしを用意してくださいね。何度も作る場合は、フィナンシェ専用にするといいです。
ではいよいよ焦がしバターを作ります。
4.小鍋にバターを入れて、火にかけます。色の変化に注意して、焦がし過ぎないようによく見ていてくださいね。
5.鍋の中に、茶色の焦げが見えるようになって、全体が薄く色づいたら、火からおろし、小鍋の底をフライパンの水につけます。
6.茶こしを通して、バターをボウルに注ぎます。熱すぎると生地が煮えてしまいますので、粗熱が取れたことを確認してくださいね。
バターを加えたら、泡立て器でよく混ぜます。
7.プリン型4~5個を用意して、内側にバターを塗るか、敷き紙を敷いて、生地を流します。フィナンシェなので、高さ1.5せんちくらいにして薄く焼きます。卵白の量によって多少変わりますので、それによって個数を変えてくださいね。
敷き紙は、アルミよりも、シリコン加工の白いものがおすすめです。
8.オーブントースターはあらかじめ5分以上予熱して置き、型に入れたフィナンシェを入れて、12分~15分位焼きます。
途中様子を見て焦げるようなら、アルミホイルをかぶせるなどして調整してください。
できあがり。
オーブントースターだと上火が強いために焦げますが、その点だけを気を付ければ、オーブンよりは断然短時間でできますので、お試しくださいね。
フィナンシェのバリエーション
混ぜるものをちょっと加えるだけで、手軽にバリエーションが楽しめます。
ココアのフィナンシェ
薄力粉の分量を、薄力粉11g、ココアを5gに替えてくださいね。
同じ手順でできます。
紅茶のフィナンシェ
薄力粉と一緒に、紅茶の葉、1.5gを加えます。茶葉はアールグレイがおすすめです。
抹茶のフィナンシェ
抹茶があるときは、抹茶3gを加えてください。
フィナンシェのコツおさらい
・焦がしバターは、素早くしないと、温度が上がった後、火を止めてもどんどん茶色になってしまいます。なので素早く冷ますことがコツです。
・それから、オーブントースターが焦げないように、10分を過ぎたらアルミホイルをかぶせるなどして調整してくださいね。フィナンシェは薄いので、直ぐに焼け、オーブントースター向きのお菓子です。
・型はプリン型の他は、ココット型など、あるものを利用しておつくりください。
それではおいしく召し上がれ!