ハンドウォーマーをセーターや靴下でリメイクすることができます。
着なくなってしまったセーターやプルを使った際の作り方をお知らせします。
セーターの場合は袖を切って、親指の入る指穴をあけ、必要なら要所を縫えばいいだけなので簡単にできます。
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ハンドウォーマーをセーターでリメイク
ハンドウォーマー、リストウォーマーや、アームウォーマーとも呼ばれていますが、要は、指無し手袋のことですね。
手袋はもちろん指があった方が温かいのですが、皆がスマホを使うようになったため、ハンドウォーマーが断然流行となりました。
私はスマホは使わないものの、スーパーに買い物に行くときにちょっとはめられるものが欲しいなあ。
手袋だと品物に触るたびに、外さなくてはならないので、ハンドウォーマーもあると便利です。
今回使ったのはこのカーディガン。ニットの薄手の物でした。
素敵なデザインで気に入っていたのですが、袖が細くて、薄手のブラウスを着た時以外、上に羽織るということができないというものでした。
なので、見ごろは、細い袖を切って、前を縫い合わせてベストにして着用することにして、この両袖の部分を、ハンドウォーマーにしようと思い立ちました。
リメイクのハンドウォーマー作り方概要
作り方の順番は、以下の通りです
- 親指の入る穴に、袖の一部をほどく
- 親指の入る上下を縫い留める
- 指穴の周りをまつり縫いする
- 手首より下の部分を細くするように縫う
- 裁ち切った下をまつる
それでは一つずつ進めていきます。
1.縫い目をほどく
カーディガンでもセーターでも、袖の内側に縫い目があるので、そこに親指の入るだけの穴をあけるため、縫い目の一部をほどきます。
ほどいた部分の長さは、3センチが、私の場合はちょうどよかったです。
2.指穴の上下を縫い留める
穴が開いたら、そこに針を上のように横から入れ、穴の上下の糸がほどけて広がってしまわないように、2、3回、糸を通して、ほどいた部分を縫い留めます。
このままだとニット時の場合は、上のように布端がほつれますので、穴の周りをぐるっと縫うことにしました。
3.指穴の周りにまつり縫いをする
指穴の周囲を数ミリずつ内側に折って、まつり縫いでまつりつけます。
これで穴の部分ができました。
4.手首より下の部分を細くするように縫う
が、そのままだと、セーターやカーディガンの場合は、やはり、幅が広いですね。
なので、余る部分を切って縫うことにしました。
この部分です。自分の手の太さに合わせて、切ってくださいね。
大まかな目安はメジャーを参考にされてください。
この黄色の線の部分を、手縫いでもミシンでも縫って、余った部分を切り取ります。
最終的な出来上がりは、上のような形になります。
これで、まあまあフィットするようになりました。
手首の周りの袖を裁った部分の切り口を、ミシンか手縫いのまつり縫いで縫ったら、出来上がりです。
指の部分にこういう、ファーのようなものの余りがあれば、つけてみるのもいいと思います。
案外豪華に見えますが、リメイク品なので、今回はラフなまま、気楽に使うことにしました。
ハンドウォーマー全体と指穴のサイズ
各部分のサイズを表示します。
・全体の長さ 20センチ
・上から指穴まで 5センチ
・指穴の長さ 3センチ
・残りの長さ 12センチ
サイズは目安ですので、全体の長さや指穴の大きさなどは、もちろんお好みで調節してください。
靴下ならよりフィット
ちなみに靴下の場合だと、これは男性用の靴下なのですが、周りを縮めなくてもぴったりフィットするサイズにできます。
素材が綿なので、ウールの靴下があるといいですが、これはこれで何もせずともそのままつけられますので、家事仕事などの時は便利です。
材質が合うものがあれば、靴下でもお試しくださいね。
いずれにしても、今回のハンドウォーマーは不用品のリメイクなので、ラフに作って気楽に身に着けてみてください。
それでは皆様も暖かくお過ごしくださいね!