生チョコレートをバレンタインに作りました。
バレンタインデーに合わせて作るのがいちばんですが、バレンタインが過ぎると、製菓用チョコレートが大幅値引きになります。
遅れてしまっても、安くなったチョコレートでたくさん作れますよ。簡単にできる生チョコレートのレシピをお知らせします。
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生チョコレートの「生」とは
「生チョコレートって何が生なの」とよく聞かれるのですが、ううむ、何が生なのでしょうね。
わかるのは、普通のチョコレートは、中が柔らかくて、外側は、固くて薄いチョコレートで覆われていますよね。
あの外側は、テンパリングといって、温度をきっちり測って作る技術なのですが、生チョコレートはその外側の部分がないですね。
それだから生なのかな?
判然としませんが、実は生チョコレート、作るのはすごく簡単なんです。
生チョコレートには製菓用チョコレートを
今なら、生チョコレートのレシピはどこにでもありますが、このレシピは、まだ生チョコレートが珍しかったころに、歯医者さんの田沼敦子さんのレシピで教わったのですね。
それで、その当時は「同じようにできたなー」って感じでした。
今はそれ以上に、「おいしいー」と感激しています。チョコレートを食べる機会は以前よりも増えたのですが、なぜかというと、チョコレートに質の良いチョコレートを使うようになったからだと思います。
もう一つのガトーショコラのレシピにおいては、市販の板チョコでもいいのですが、こちらの生チョコレートには、上質の製菓用のチョコレートを使うことをおすすめします。
生チョコレートのレシピと作り方
レシピと作り方です。
材料と分量
■生チョコレート
● 材料 ――――――
生チョコレート 20~30個分
セミスイートチョコレート(製菓用)……125g
生クリーム……100cc
水あめ ……30g
洋酒ブランデー、コアントローなど……15cc
ココアパウダー……適宜
生チョコレート作りかた
1.チョコレートを荒く刻んでおきます。
2.鍋に水あめと生クリームを入れて火にかけ、沸騰直前ふわりと沸いてきたら、刻んだチョコレートに一気に加えます。
3.泡立て器で静かに混ぜ合わせ、好みの洋酒を入れます。
4.バットや長方形の器に大き目にオーブンシートを敷いて、③を流し、端を持ちあげて厚みを均一に整え、冷蔵庫に入れて冷やします。
5.固まったらオーブンシートををはずし、好みの大きさ、形に整え、ココアパウダーをまぶします。冷蔵庫に保存します。
生チョコレートのコツ 市販の箱で作るとお店仕様に!
作り方はちっとも難しくありませんが、市販の空き箱などで作るときのコツをお教えしますね。
これは栄太郎の飴が入っていた紙箱なんですが、二重になっているのがわかりますか。
内側の箱は緑色で、外側は黄色の紙の箱ですが、固める時は、内側の箱で作ります。
固まったら、シートの端を持って持ち上げて、箱から抜き取り、外側の箱の方に入れ替えます。
というのは外側の箱の方が、内箱よりも少し大きくできていますよね。そうするとチョコレートの間に隙間が入って、そこにココアを振るとちょうど良くなるわけです。
箱の大きさは23x12センチ
ちなみにこの箱の大きさはという、 23x12センチの大きさです。
これで生チョコレートの厚みが丁度いいぐらいですが、もう少し厚みがあってもいいと思うので、お手持ちの箱で工夫してみてくださいね。
あるいは内箱のまま固めて、固まったら脇をちょっとだけ切り取って、チョコレートの間に隙間ができるようにする。
そうすると、外側の蓋がそのまま使えて、贈り物にする時にも丁度いいかもしれません。
生チョコレートの裏側にもココアをつける
チョコレートはシートの裏側にもぴったりくっついてしまうので、あらかじめナイフなどで外しておき、裏側にもココアをつけるようにするのがいいですよ。
お好みでココア意外にも、抹茶パウダなどーでもおいしく見えますよ。
それでは、皆さまもおいしく召し上がってくださいね!