圧力鍋、皆さんはどのメーカーのものを使っていますか。
電気の圧力鍋とガスで使う圧力鍋とどう違うのか、実際にあちこち比べることはできないので、買う前にわからないと選べませんよね。
私は両方使ったことがあるので、電気圧力鍋とガス圧力鍋の比較について、参考までに気が付いたことを書いてみます。
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私の圧力鍋使用歴
私の圧力鍋歴は、ほとんど結婚歴と同じです。
母も圧力鍋を使っていましたし、私自身も最初に結婚した時に、知人がプレゼントしてくれました。
その後、買い換えて2個目の圧力鍋となり、主婦になってからずっと圧力鍋を使い続けています。
圧力鍋を使う頻度
圧力鍋をどのくらい使うかというと、場合によっては毎日、そうでなくても2日に一度は必ず使っています。
なぜかというと、最近なら夫がダイエットをしているので、朝食には油を使わないで調理をできる茹で卵を食べるのですが、茹で卵が圧力鍋なら2分加熱でできるのです。
その他、晩ご飯のためには、大きめの野菜で作るほとんどの煮物、汁物、特に根菜類が入る場合は、圧力鍋を使って作ります。
圧力鍋でないとできない料理
圧力鍋でないと時間がかかり過ぎてできない料理、それから圧力鍋だと普通の鍋で作るより柔らかくできるメニューというものがあります。
どのようなものがあるのかをあげてみます。
圧力鍋ならではの塊肉の煮込み
豆料理や塊肉の煮込みなど、シチューはもちろんのこと、ポトフやポークビーンズ、ミートソースなどには、圧力鍋が大活躍します。
カレーの場合は、豚、または牛肉の角切り肉だけを最初に加熱しておき、次に野菜と肉を合わせて再加熱します。
この方法だと、お肉が柔らかいカレーができるのです。
豆料理も圧力鍋ならすぐにできる
それから、金時豆の煮物、小豆あんやお汁粉などの豆料理には、必須です。
例えば豚の角煮を作るのに、圧力鍋で15分なら、普通の鍋で1時間だと比較になりません。
できないことはないですが、圧力鍋でなくてはほぼ作れないと思います。
お赤飯やおこわも圧力鍋なら2分
それからお赤飯は、加熱を始めてたった2分でできます。
おはぎを作るのに30分もあれば、餡ともち米の両方ができるのです。
豚汁やけんちん汁などの汁物もすぐ
意外かもしれませんが、豚汁やけんちん汁などの、具たくさんの汁物にも活躍します。
カレーやシチューはもちろんで、朝にシチューを作って、お弁当に持たせたりするのにも、時間に十分余裕を持ってできます。
ガスでつかう圧力鍋のおすすめ
最初に使ったのがフジマルの5リットルで、これは長年使ってパッキンの交換が必要になったのですが、メーカーが生産を停止してしまいました。
鍋そのものは全然悪くならないのですが、圧力鍋の場合はやはりパッキンが駄目になります。
もっとも、10年以上は大丈夫ですし、メーカーがつぶれない限りは、パッキンだけの交換も可能です。
ワンダーシェフの魔法の圧力鍋がおすすめ
今使っているのは、ワンダーシェフの魔法の圧力鍋というもの。
容量は最初にいただいた鍋の方が5リットル。
こちらは、3リットルというのを買いましたが、これがひじょうに良かった!
5リットルでは2人の料理には大きすぎたんですね。
今はそれを毎日のように使い続けて、10年になります。
ちなみに私の持っているのは片手鍋ですが、もちろん両手鍋もあります。
圧力鍋のおすすめは高圧鍋
圧力鍋には、普通圧80kpa(約1.8気圧)/低圧40kPa(約1.4気圧)が両方使えるというのと、超高圧 140kpa(2.38気圧)というのと二種類あります。
このうち、お勧めは高圧の鍋です。
圧力鍋のメリットの最大のところは、時間が短くてできるというところです。
普通圧よりも、高圧、つまり圧力が高い方が、調理時間はもっと短くなります。
一方、低圧、というのは、私は使ったことがありませんで、おそらくそれだったら、普通の鍋でちょっと長めに加熱すればいいだけです。
圧力鍋のだいご味というのは、普通の鍋だったら短時間ではとてもできないような肉の煮込みや、豆の加熱が短時間で済むというところにあるのです。
高圧鍋の方は、鍋の底も側面も厚くしっかりしています。こちらの商品はテフロン加工がされているというものです。
モデルチェンジしてしまったので、同じものがありませんが、今、私の持っているのは、こちらのデザインに近いです。
表面ができるだけフラットな方が、お手入れはしやすいです。
また、中は必ずしもテフロン加工でなくてもかまいません。
というのは、圧力鍋は普通の鍋より多めに水を入れて調理しなければならないため、水位を間違えさえしなければ焦げ付くことはまずないからです。
こちらの鍋の方が安価ですので、値段も比べてみてくださいね。
圧力鍋のおすすめの大きさ
圧力鍋の場合、大きさはひじょうに大事です。
2人家族なのに、大きい5リットルを買ってしまうと、特別大量に料理する場合以外には、まったく出番がなくなります。
普通の鍋でも同じことですが、圧力鍋の場合は、それ以上に大きさが大切です。
適正な大きさの圧力鍋が必要な理由
圧力鍋は材料をたくさん入れないと、鍋全体に圧がかかるまでの時間がかかってしまいます。
鍋底に少しだけでは、できないわけではないのですが、圧力鍋の役目を果たしません。
私は、最初にプレゼントされたのが、5リットルだったので、2人家族では、使い勝手がひじょうに悪かったのです。
その頃は5リットルの出番は限られていました。卵1個を茹でるのに、5リットルの鍋を出すのではやはり敬遠してしまいます。
その後3リットルに買い直したら、毎日のように自然に使うようになりました。
大きさは、2人家族なら3リットル、4人以上なら5リットルが適正だと思います。
電気圧力鍋との比較
電気圧力鍋、最近は、ガスではなくてオール電化のお宅も増えてきましたので、こちらも欲しいところですね。
電気との比較は、ティファールのクックフォーミーを例にとりますと、マニュアル調理ももちろんできますが、電気圧力鍋のだいご味は、メニューを選ぶと、その通りに調理してくれるところです。
つまり、調理過程が下のような場合、
余熱―ふたを開けて炒める―ふたをして加熱―ふたを開ける―調味料や材料を足して再度加熱―ふたを開けて加熱
この際の余熱何分、加熱何分というのが、全部自動で、設定の必要が一切ないということです。
ガスの場合は、自分でタイマーを使ったり目安で次の作業に移るわけですが、クックフォーミーなどのメニュー内蔵の場合は、考えなくてもこれでできてしまうわけです。
電気が良いガスが良いというよりも、ガスにはない機能があるクックフォーミーは次世代調理器の最先端とも言えます。
お料理が苦手な方でも十分おいしく調理ができますよ。
5リットルまで多人数向け、従来の製品がこちら
少人数ならこちらがおすすめです。
まとめ
圧力鍋についてのルポ、いかがでしたでしょうか。
とにかく早いということは最高の助っ人、圧力鍋があれば、毎日の料理のレパートリーが広がります。
家族の人数に合うものを選んで、ぜひご活用くださいね。