栗を買ってきました。
産地直送野菜の置いてあるスーパーで買ってきたのですが、そこに、栗の茹で方のプリントしたものが置いてあったので、その通りにやってみたらとてもおいしくできたんですよ。
皆さまにも、栗のおいしい茹で方と、栗が甘くなる保存方法とその理由を合わせてご紹介しますね。
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栗をおいしく食べるコツ
お店に置いてあった栗の茹で方のプリントには、
ええーっ、初めて知りました。
なんでも、NHKのためしてガッテンで教えてくれた方法なのだそうです。
栗が甘くなる理由はアミラーゼの活性
栗の糖度は、生だと糖度が3程度で甘さを感じないそうなのです。
栗の主成分デンプンを糖にかえる物質、アミラーゼという酵素が、じっくり加熱で活性化されることにより栗の糖度は増します。
つまり、栗は茹でて初めて、甘くなるんですね。
栗を甘くする方法は?
栗を甘くする方法は、温度を低く保つことなのだそうです。
栗を0度で貯蔵すると、中の糖分は、3日経つと2倍になります。
また、30日でさらに甘さは4倍にまで上昇します。
ご家庭では、冷蔵庫のチルド室に、乾燥をふせぐためにポリ袋に入れて保存するのがおすすめです。(ためしてガッテンから)
栗を冷蔵するとなぜ甘さが増すの?
栗は種なので、冬になるとエネルギーとなる糖を大量に生み出すのだそうです。
そのため糖を作り出すアミラーゼが大増殖し、大量のアミラーゼが働くため、多くの糖ができるのです。
冷やすことによって栗に冬と勘違いをさせてアミラーゼを増やすには、冷蔵庫に入れて冷やすのが良いのだとか。
ふむふむ、トウモロコシみたいに、収穫してすぐ茹でるのがおいしいわけではないのですね。
おいしい栗の茹で方
プリントには「姑直伝の昔ながらの方法です。ホクホクで黄色が鮮やか」と書いてあります。
何が違うのかというと、水から茹でること、最後に塩を入れることであるようです。
材料は
あら塩 大さじ1弱
です。
栗のおいしい茹で方 作り方
洗った栗を鍋に入れ、栗がかぶるくらいの水を加えます。
中火にかけてお湯が煮立ったら、ここから20分です。
タイマーをかけますよ。
20分経ったら、あら塩大さじ1弱を加えます。蓋は取ったまま、再びぐらぐらと煮立てます。
今度は、5分間です。中火にしてそのままで。
茹で上がったのでざるにあげたところです。
心なしか、なんだかいつもよりおいしそうに見えますね。
ひとつ向いてみましたが、ほくほくです。おいしい~
栗は蒸し焼きが良いが時間がかかる
ためしてガッテンだと、茹でるのには、土鍋で茹でるのがいちばんおいしいともあったのですが、ただし、その場合は蒸し焼きにして50分もかかるのだそうです。
そこまで時間をかけるのは無理なので、上記の方法で短時間で火を通すのがおすすめです。
ステンレス鍋を使っても、「水からゆでる」「最初は中火」という方法で、糖度が1度は上がるということなので、あればステンレスの鍋を使って、上の茹で方でお試しくださいね。
それでは、皆様も季節の栗をおいしく召し上がれ!