ベターっと開脚はアブナイ? 腰痛を起こしたり筋を痛めることも

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ベターっと開脚はアブナイ? 腰痛を起こしたり筋を痛めることも

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しばらく開脚のためのトレーニングに熱中していたのです。

元々運動が好きなわけでもなく、あるいは腰が痛いとかトラブルがあってそれを治そうとかでもなかったので、何がきっかけだったのか自分でも不思議なのですが。

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180度開脚の不思議なブーム

そして、さらに、書店で開脚の本を見たら、ますますあんな風にしてみたい、と思い始めたのでした。

動画も見て、その通りに毎夜トレーニングに励むように。

そこで思ったのが、人間って、不思議なことに情熱を燃やせるんだなということ。私だけかなと思ったら、いつかブームになっていたんですね。

そもそも私自身は、あまり流行というものに関心がなく暮らしているのですが、どうしてそこだけ急にブームに「感染」したのかが不思議です。

いつの間にか1年間継続

そうしていつしか1年以上の月日が経って、「うん、130度、いや140度くらいは開くようになったかな。もう少しで180度到達か」と思っていたら、いつも私のトレーニングの最中に、横で本を読んでいる夫クンが

「いつもやっている、それのことが週刊誌に載ってたぞ。なんだか体に悪いとか」

えっ、まさか。
夫クンの差し出す冊子を慌ててめくってみると、「潜むケガのリスク、軟骨、筋肉、靭帯の損傷かも」という文字が。

たいへんだ、人体が損傷しちゃうんだって。もとい、靭帯。

で、それを読んだら、なんだかその日一日急に腰が痛くなってしまった。

それはよく考えたら、スタンディングデスクで、立ちっぱなしでパソコンしているからですけれどもね…

開脚で逆に体の不調が起きることも

 

記事には、実際、1年で開脚はできるようになったけれども、腰が痛くなってしまった。という例が載っていました。気の毒に。

そしてスポーツインストラクターの坂詰信二さんが

柔軟性はケガの予防にもなるので、あった方がいい。ただし、健康面からも美容面からも開脚はしなくていいものです。

なになに、うーん、別に開脚美人(?)を目指していたわけではないし、さして健康に良いとも思わないが、何か危険があるのだろうか。

多いのは股関節のトラブルだそう。

短時間で無理に関節を伸ばそうとすると、関節を安定させている人体や、周囲にある関節包が伸びてしまい、股関節が不安定になってしまうことがある。
時間をかけて柔軟性を高める場合でも、筋トレなどで筋力をつけ、関節を支える必要がある。柔軟と筋トレはセットで考えなければならないのだ。

うーん、やはりトレーナーと一緒にやるのでない限り、自己流トレーニングは避けた方がいいのかもしれません。
これまではこれまででいいので、180度はあきらめることに。

でも、せっかく一年以上続けてきたのに、中断するのがとても残念だったのですよね。
しょんぼり。。。

小さなことでも目標を持つことの素晴らしさ

開脚は不思議に魅力的なトレーニングでした。

多くの人がやりたがったのは、なぜかわかりませんが、おそらく「体が変わる」ことを可視的に示せた運動だったからかもしれません。

「できる」ということを目指すという向上心の誘発が、単に「健康になる」という以上に人々に受け入れられたのは間違いなさそうです。

私も含めて人々が欲しがったのは、何よりもある種の達成感であったのでしょう。

中断してしまったものの、小さなことでも目標を持つことの楽しみは心に残ることになりました。

同じようにここで中断をする人は、その向上心を他のものに振り向けて欲しいものです。

私を含めて、開脚を達成しようと思うくらいの人であるならば、きっと何でもできますよ!

とりあえず、上記の坂詰さんの本にある、大殿筋とハムストリングス、腹直筋ストレッチを、開脚に変わって毎晩早速実行することにしました。

寝転がってできるものが多いので、リラックスするのと交互にできます。




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