ホームベーカリーで ライ麦系のパンを焼こうとして、うっかりドライイーストを入れ忘れてしまいました。
途中でドライイーストを追加しましたが、支障なくおいしく焼けました。
その時のドライイーストの追加の方法と手順をお知らせします。
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ドライイーストを入れ忘れた!
ホームベーカリーで ライ麦の入ったハード系のパンを焼いています。
その際は、モルトやサワー種など、イースト以外の者ら色々入るんですね。
そのためもあって、今朝は忙しかったので、うっかりしてドライイーストを入れ忘れてしまいました。
さて、困った。・・・
使用したホームベーカリーはこちら。うちの愛機です。
ドライイーストを入れたか入れないか記憶なし
正確に言うと、イーストを入れたか、もしくは入れなかったかがはっきりしなかったんです。
そのまま、こね始めてしまって、あとから、ふと
「入れ忘れたかも!」
と思ったわけなのです。
ドライイーストなしのパン
まず、ドライイーストなしのパンは、普通では食べられません。
粉の塊をそのまま加熱したようなものになります。気泡は入らないので、固い塊になります。
ドライイーストを倍量入れた場合
では、ドライイーストを入れ忘れたと思って、追加してしまったとしたら、その場合はどうなるのか。
レシピによっては、イーストが6g入るというものもあります。
なので、イーストなしのパンと、イーストを倍量入れたパンのどちらがいいか、というと、この場合は後者です。
たまたま早焼きパンのレシピだった
そして今回は、ライ麦のハード系のパンをホームベーカリーで焼くというレシピだったので、これは、早焼きパンのコースだったのが幸いしました。
通常の食パンなら、焼き上がりまでに4時間を越えますが、こちらは、2時間くらいなのです。
イーストを倍入れても、発酵時間がそれほど長くないので、それほど発酵し過ぎにはならないのではないかと思い、イーストを追加することにしました。
ドライイースト追加の手順と方法
今回どのようにドライイーストを追加したのかを記録しておきます。
ドライイーストの入れ忘れかということに気が付いたのが、こねが始まって15分くらいのところ。
ちょうど、動作が止まって、発酵に入るところでした。
そこで、ホームベーカリーの「取り消し」ボタンを押して、動作を留めました。
ドライイーストを生地に追加
次に生地を取り出し、ドライイーストを混ぜました。が、この時、ドライイーストを粒のまま混ぜてはいけませんね。
高橋雅子さんのレシピだと、ドライイーストは、こねる前に必ず水で溶かすようになっています。
ドライイーストは水に溶かしてから追加すること!
その場合の水の量は、だいたいイーストのかさの4倍くらいでした。
この時のイーストの量は、約2.7gだったので、ボウルにイーストと小さじ2くらいの水を入れて、ゴムベラで混ぜ、水になじんで均一になったところで、生地に加えることにしました。
生地をパンケースに戻してイーストを入れる
生地をパンケースに入れて、イーストは、生地に直接入れました。
そして、コースを選択しますが、この時は、「生地作り」の8分コースを使うことにしました。
生地作りのコースで4分間
ライ麦など、ハード系のパンは、実はあまりこねない方がいいのですね。
普通のパンと違って、ちょっとこねすぎると美味しくなくなってしまうのです。
なので、8分では長いので、4分間生地を追加でこねたら、また、取り消しボタンを押して、ホームベーカリーをリセットしました。
本来のコースで開始時間を遅らせる
次に、本来のコース、この場合は「早焼コース」で焼いていたわけなので、再度早焼コースを選択します。
しかし、そこで、また新たに生地をこね始めたとすると、イーストの混ぜで、4分間追加していますので、さらにこねる時間が長くなってしまいます。
そこで、最初に15分ほど経過して、停止したところで、パン生地を取り出したことがわかったので、そこまでの間は、空回しをすることにしました。
パンケースに生地を入れたまま、ホームベーカリ―本体の外に置いておき、15分経って、動作が止まったところで、ケースごとパン生地を戻しました。
最後に焼きあがったパンはこちらです。
蓋を開けた時に気が付きましたが、やはり、イーストを2回、倍量入れてしまっていました。
そのため、いつもよりも、高さが高くなっています。大丈夫かな…
切ってみます。
匂いや感触は変わりありません。それどころか、生地に弾力があって、なんとなくおいしそうです。
一切れ食べてみましたが、十分においしい。イーストを倍入れても、イーストの匂いがするようにはなりませんでした。
それどころか、柔らか目の食べやすいライ麦系のパンになりました。
よかったよかった。
まとめ
もし、イーストを入れ忘れた場合でも、途中で行程を留め、生地を取り出してイーストを追加することで、それほどそん色ないパンが焼けることがわかりました。
ただし、ドライイーストを追加するときは、必ず、水に溶いてから加えることをおすすめします。
今回は食パンコースではなくて、早焼コースでしたので、同じようにできるかはわかりませんが、万が一いドライイーストを忘れた時の参考にされてくださいね。
それでは!