秋篠宮家のご長女、眞子様との婚約が延期になっていた小室圭さんが、母上の借金についてコメントを発表しました。
秋篠宮が、「2人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、相応の対応をするべきだ」と発言したことに応えてのことだと思われますが、そのコメントの内容は残念なものでした。
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小室圭さん「贈与」、元婚約者「お金を貸した」の違い
小室圭さんの母上には、元婚約者に400万円の借金があると伝えられていました。
しかし、小室さんは、それを自ら「贈与」だと主張していました。つまり、借りたものではなくて、もらったということです。
このトラブルの内容というのは、元婚約者が「お金を貸した」というのに対して、小室さん側が「贈与」つまり、もらったという食い違いがもとで生まれたトラブルです。
その認識の違いが、「返してほしい」「返す必要がない」という齟齬を生んだとされてきました。
今回のコメントは、それとは別な「新事実」を伝えるものでした。
これまでの経過
小室圭さん、コメント内容
そして、小室さんの今回のコメントの内容もそれと基本的には同様です。
要するにお金を返してとの相手の意向に小室さんは返すつもりはないということなのです。
以下が小室さんのコメントですが、その中で
婚約期間中、元婚約者の方から金銭的な支援を受けたこともあります。当時、母も私も元婚約者の方とは既に家族のようにお付き合いをしており、ご厚意にたいへん感謝しておりました。
と認めながらも、次のように主張。
元婚約者「返してもらうつもりはなかった」の真偽
平成24年9月、元婚約者の方から母に対して 母は、突然の一方的な申し入れであり、また婚約を解消したい理由について、明確なご説明をしていただけなかったことから憔悴した様子を見せていましたが、最終的には、 その際に母が婚約期間中に受けた支援については清算させていただきたいとお伝えしたところ、元婚約者の方から「返してもらうつもりはなかった」という明確なご説明がありました。
支援や慰謝料の点を含めて金銭的な問題はすべて解決済みであることを二人は確認したのです。
今回、小室さんは、以前報道されたように、借りたのではなくて、もらったものだったという「贈与」の主張は行いませんでした。
その代わり、元婚約者の方が、「返してもらうつもりはなかった」と言ったというのが今回の主張の内容です。
お金の支援と授受はあったことを認め、つまり、もらった、または借りたのだが、相手が「返さなくていいといった」ということが、今回の問題の争点となっています。
小室佳代さんの婚約者は否定
この辺りは小室さんは、考え抜いてコメント中に記載したようです。
「極めて練り上げられた文章」という印象を述べる皇室ジャーナリストもいるくらいです。
では、小室さんは、なぜ事実そのまま述べるのではなくて、それほどまでに文章を「練り上げなければ」ならなかったのでしょうか。
小室圭さんが「贈与」を撤回した理由は
小室さんが、これまでのように「もらったものである」という言い分を繰り返さなかった理由は、これは婚約者のAさんが、佳代さんからのメールを保存していることが分かったためだと言われています。
小室さん母佳代さんのメールの内容
佳代さんからは、元婚約者の元に「10万円ヘルプしてください」「携帯電話代を8万円お願いします」「生活が苦しい。振り込みをお願いします」と電話をかけてきていたことを、元婚約者のAさんが語っています。
そして、極めつけは、その一部がメールで残っていたということです。
小室母、「生活費を借りたい」メール
メールの文面は次のようなものです。
申し訳ありませんが当分の生活費をお借りしても良いでしょうか
というのは生活費を借りたいという、母上の意向が十分読み取れるものです。
借金だということは、これであきらかです。
小室圭さんの授業料の振込を依頼するメールも
しかし、生活費ではないものもあるのです。
¥453,000(学期ごと)口座番号は明日伺った際に
そして、Aさんが振り込みをためらっていると
将来は王子が責任もって私たちの面倒をみてくれると宣言しているので、オオブネに載った気持ちで人生を愉しみましょう。冬季授業料どうぞ宜しくお願いいたします
というメールが届いたものが、残っているというのです。
なお、この 「王子」というのは、小室さんが、大学で「海の王子」コンテストに選ばれたことから、小室圭さんの母が息子を呼ぶときの呼び名であったようです。
佳代さんの借金は小室圭さんの学費のため?
驚いたのは、母上が無心をしたのが、生活費以上に小室さん自身の学費だったということです。
小室さんは、縁続きではない男性が自分の学費を負担してくれたことをどう思っているのでしょうか。それに対して感謝の気持ちはないのでしょうか。
そして、当時、学生であった時は、返済の方途はなかったかもしれませんが、就職をして、自分で生活をしている今なら、返済をするだけのお金を稼ぐことは、そう困難なことではありません。
自分の学費を負担してくれた人に心労をかけているということを、どう理解しているのでしょうね。
眞子様と父秋篠宮の心痛を思いやれないのか
そして、秋篠宮さまは
「2人が結婚したいという気持ちがあるのであれば、相応の対応をするべきだ」
と言っておられます。
普通の婚約者の父というだけではない、眞子様は今は皇族であり、秋篠宮は次期天皇の弟にあたる方であり、眞子様はそのお嬢様なのです。
そのようなお方に、自分の身内の借金のことで心配をかけている、それを解決しようという風に思えないということの方が、なんとも不思議です。
小室さんの言う「解決」というのは、飽くまで自分の「納得」ではないでしょうか。
自分とは別の人格を持った相手がいて、その相手が「返してほしい」と言っている時に、それが解決していないということが伝わっていないとしたら、お金を返さないで平然としている以上に問題ではないでしょうか。
なんというか、わがままであるとか、お金を借りたのにケチで返さないといったような、従来の借金トラブルとは違う、まったく異質なものを感じるような気がします。
そして、このような相手の言動が明らかになっても、結婚は一向に破談になる気配がないのです。あるいは、一番の問題はそのことにあるといえるかもしれません。