グレイヘアという選択 白髪の近藤サトさんがおしゃれ!「人生レシピ」NHK

広告 健康

グレイヘアという選択 白髪の近藤サトさんがおしゃれ!「人生レシピ」NHK

※当サイトは広告を含む場合があります

グレイヘアという言葉を知っていますか。

少し前に朝日新聞に近藤サトさんの白髪染めをしなくなって楽になったという記事が載っていましたが、今再びグレイヘアが話題になっているようです。

2月15日の「グレイヘアで輝く!人生レシピあしたも晴れ」でもグレイヘアの心構えやノウハウについて放送されます。

番組の案内と、近藤さんのケースを考えてみます。

 

スポンサーリンク




あしたも晴れ!人生レシピ「グレイヘアで輝く!」


心も体も変化し、この先を考え始める50代以降、「これからどんな人生を歩んでいきたいのか」と問い始めた人たちを応援し、“生活を豊かにするヒント”をお届けする情報番組です。

健康、住まい、お金、ファッションなど、幅広いテーマを掘り下げます。
あなたの人生が明日も晴れますように!という思いを込めてお届けします。

グレイヘア 放送日時

2/15 (金) 20:00 ~ 20:45  NHKEテレ1

グレイヘア 番組内容

白髪をいつまで染め続けるのか?

髪も痛むしお金もかかる。そんな悩める女性が、自然の白髪を生かす「グレイヘア」に挑戦するケースが増えている。

グレイヘアにするときの、心がまえやノウハウを紹介します。

グレイヘアの例とノウハウ 番組内容詳細

若く見られたいから白髪は染めたいが、カラーリングは髪も傷むしお金もかかる…この先どうしよう?

そんな悩める中高年女性の間で注目されているのが「グレイヘア」。

女優の手塚理美さんも黒髪を染めるのをやめ、白髪を生かしたショートヘアに大変身。

グレイヘアってどうするの?老けて見られることへの不安はどうすればいいの?

スタジオではさまざまな疑問や質問にこたえながら、白髪で輝く女性たちを紹介します。

グレイヘアの本。

近藤サトさんが白髪染めを止めたきっかけ


近藤サトさんが白髪染めに疑問を持ったのは、東日本大震災の時。白髪染めをストックしようとして、食べ物に困っている人がいるときになんだかおかしい、と思ったのが最初です。

そこから「自分の中身が空っぽ」だと感じて、近藤さんはそれ以来、白髪染めをきっぱりやめたのだそうです。

アナウンサーという職業柄、「見た目」は心配だったと思うし、他のスタッフにもさまざまな反応があったと思います。

しかし、むしろ白髪染めを止めたことで、自分が「見た目」ではない、むしろ、自分の50年で積み重ねてきた「経験」の方に自信が生まれたのです。

そして白髪染めを止めることで、白髪もしわもすべてが自分であるとして、「老い」を素直に受け入れることができるというように心境が変わってきたというのが、近藤さんに起きた変化でした。

白髪染めを「しなくちゃ」とのとらわれ

そもそも、白髪染めは必ずしなければいけないものなのか? 「しなければいけない」と思い込んではいないでしょうか。

おしゃれとしてヘアカラーをしているというのならいいと思うのです。

問題は、白髪を受け入れられないと周りに思われているように思って、無理していやいや染めているということです。

女性に要求される若さと美しさ

しかし、それは本当に、周りが私たちに「強いている」ことなのでしょうか?

そうではない。白髪染めを強いているのは実は周囲ではなくて、他ならない自分の思い込みであるということに気がつくことが大事です。

白髪染めは、やめようと思えばやめられることだったのですね。

女性はどうしても美しいこと、若いことに価値があると思われていて、男性に対するよりもずっと強い、根強い思い込みが社会全体にあります。

人によってはそれが価値の第一義だと思っている人もいます。このような男女差は長く続いていて、当事者にも根付いてしまっている偏見の一つとも言えます。

孫の器量を心配した祖父

私の祖父などは、私がまだ二十歳前の時に「なな子は器量が悪いから早く嫁にやれ」といったことがあります。

祖父は女性の価値が美しいことだと思っていたのですね。幸い私自身の生家はそれとは違った文化性を持っていたので、私自身はあまりそれに傷つかずに済みました

が、人によっては、それで自己評価が落ちてしまうこともあり得ると思います。容姿はある程度以上は必ずしもコントロールができないこともあり、あるいは、私も知らないうちに、劣等感が残ってしまった可能性はあるかもしれません。

写真を拒否した叔母

渡しにそう言った祖父の娘、つまり私から見ると叔母ですが、叔母から見ると父親がそういう価値観なわけで、叔母は一生それにとらわれていたと思います。叔母はきれいな人であって、若い頃からそう言われ続けてきたので、尚更だったようです。

60歳近くになると、叔母が抱いている猫の写真を撮ろうとすると、「私は撮らないでね」と言われたものです。

今やその美貌がなくなった老いた自分は、写真に写す価値もないということなのです。

近藤サトさんの話に戻ると、近藤さんのように、アナウンサーとしてのスキルがある人でも、それにとらわれていた。しかし、ある日、それに気がついたということなのでしょう。

とらわれの不自由

とらわれとは不自由なもので、心と行動を狭めてしまいます。

そのとらわれというのは、よく考え見ると、周囲が私の何を評価するか、ではなくて、私自身が若くて美しいことにどれだけ評価のポイントを置いているかということなのですね。

そして、あらためて見ると、高齢になればなるほど、逆に外見にポイントの多くを置くことが果たして幸せなのかどうかということです。

どこかで、自分の価値観を見直して、新たな基準を作っていくことも、年を重ねていくには必要なことだし、どこかで自然に起こることでもあるのでしょう。

「グレイヘア」への移行

そうはいっても、白髪は染めることを止めると急に印象が変わるような気もします。ただし、染めるのを止めたら、次の日に真っ白になるということではありませんので、「グレイヘア」になるまでの移行の時期というのがありますね。

その時期の染め方は、例えばメッシュを入れてみるとか、最初はまだらに染めてみるとか、何か移行の時期の工夫というのがありそうな気がします。そうすれば、案外抵抗なく止められそうな気もしますね。

身なりを構わなくなることとは違う

しかし染めるのを止めるということは、身なりを構わなくなることや、だらしなくするということとは違うので、そのあたりもセンス良く、おしゃれが保てる人でないと逆に難しいかもしれません。

私みたいに普段化粧もろくろくしないような場合は、案外染めるくらいで済んでいるのなら、それはそれで染める価値があるのかもしれないとも思います。

人によって、染めることの効果は違うので、一律に染めるのを止めるのが良いわけではないとも思います。むしろグレイヘアについて考えることで、自分の価値観を見直すきっかけにできたらと思わされた「グレイヘア」のトピックでした。

トリートメントで染まる! 髪を痛めない白髪染め。




関連記事

-健康