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子どもの居ない私がステップファミリーで連れ子の成長を見届けるまで

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こんにちは。なな子です。休日の昨日は父の見舞いに行ったら容態が良く一安心。
帰りにパスタ屋さんでパスタをいただいて、楽しい一日でした。

今日は新しい家族について思ったことを書いてみます。

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人と人はそもそも急に親しくはならない

両親が再婚して、新しいお父さん、お母さんが来ると、子どもはとても喜ぶものです。
もっとも子どもは、表現が大人のように長けてはいないので、自分から表すことはあまりなく、様子を見てこちらが察するようになることが多いかもしれません。

あるいは、いわゆる「なつかない」態度を取る子どもも居るかもしれません。
ステップファミリーで多く問題とみなされるところかもしれません。

なつかない子どもの態度は問題なのか

しかし、子どもの立場としてみれば、同じ家によく知らない人が急に一緒に暮らすということになるのです。

子どもが自分でお父さん、お母さんになる人を選んでいるのではない以上、それも自然のことのように思えます。

大人の社交スキルは子どもには当てはまらない

大人同士でも、相手のことを信頼するまでには、ある程度の時間がかかります。
大人の場合は、当初は部分的に、だんだん関係を深めていくという過程を知らず知らずにたどっています。

そして、相手のことを知らないうちでも、社交的に振る舞うというスキルが身についているので、よく知らない相手とでも、疑似的な親しい雰囲気を作り出すことができます。

子どもにはそれがありません。別な意味では何の掛値も装いもないのです。
大人のように自分を隠したり、取り繕うことのできない無防備な子どもが戸惑うのは当然のことです。

それを見守ってあげるのは、やはり大人の役目です。子どもの方に変わることを期待してはいけません。

子どもの心を取り戻す--息子との場合

 

私と息子の間も、時たまの帰省の頃は、やはりよそよそしいものだったと思います。
当初は肉しか食べられなかったので、好きなものを好きなだけ食べられるよう、いつも焼肉にして、皆で卓を囲んで一緒にプレートで焼いて食べました。

その頃は、食卓での会話はそれほどなく、お互いに相手の顔を見るということもあまりなかったように思います。

それでも姑が

「この間うちに遊びに来た時、雄太が『お家がとてもきれいになった。それから、お菓子も作ってくれた』と言っていたのよ」

と喜んでくれていたのを思い出します。

年頃を過ぎた男の子なので、口には出さないが、よく見ているのだな、そんなことも喜んでくれているのだな、と思って、うれしくなった憶えがあります。

踊りを踊ってみせる25歳

それから4年が過ぎて、5年目に子どもの申し出で同居するようになると、勤め人の息子は会社から帰って、夕食を終えた頃、踊りを踊って見せてくれるようになりました。

素敵なダンスなどではなく、たとえば、ハワイアンセンターに「連れてって」というTVコマーシャルがありますが、あの子どもたちが踊っているような踊りです。
可笑しな仕草に、私は思わず吹き出してしまいます。

息子はそうして、自分を見せたい、見てもらいたいのですね。
その時は無邪気な子どもの心にかえっているのだと思います。

退行と心の成長

子どもにかえること、そのような態度や行動をとることは心理学だと「退行」と呼ばれます。

良性の退行は特殊なことではなく、恋人同士などにも類似の行動は見られますし、一人でも物事に熱中している時なども、同様の状態になっていることもあります。

特に子ども時代に十分に子どもでいられなかった人が、信頼できる人との関係において無邪気さ、即ち開放された心を取り戻すということは、心の成長過程において、ひじょうに大切なことです。

もちろん、それは家庭の中に限ったことではありません。ただ、私としては、父である夫と共に息子の変化を見届けられたということは、大変幸せなことだったと思うのです。





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